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カラー図解 古生物たちのふしぎな世界 繁栄と絶滅の古生代3億年史
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前恐竜時代にもさまざまな古生物が生きていた。三葉虫が繁栄し、アノマロカリスがカンブリア紀の覇者となる。デボン紀にはアンモナイトの仲間がまっすぐのびた円錐形からしだいに丸くなり、ティクターリクが“腕立て伏せ”をはじめる。古生代最後のペルム紀には、イノストランケヴィアをはじめとする単弓類が覇権をにぎる! ダイナミックかつドラマチックな古生代の物語が、いま、ここにはじまる。
5億4100万年前からはじまる古生代。
「カンブリア紀」「オルドビス紀」「シルル紀」「デボン紀」「石炭紀」「ペルム紀」と、およそ2億8900万年にわたり、いまでは絶滅した古生物たちが生存競争をくりかえしていた。大量絶滅事件“ビッグ・ファイブ”が何度も起こり、“恐竜時代”の中生代へとつながっていく。
生態系の覇権をめぐる古生代のふしぎな古生物たちの物語を、100点に及ぶ精緻なカラーイラスト&化石写真で解説します。
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目次
プロローグ-前夜-
そして、生命は“爆発”した
エディアカラの“変わった生物”たち
キンベレラという存在
左右相称動物がしだいに増えた?
そして、「古生代」へ
第1章 勃興
物語の幕が上がる
部品の化石?
化石の王様、登場する
幻惑するもの
動物たちにいったい何が起きていたのか
“史上最初の覇者”アノマロカリス
一つ眼、四つ眼、五つ眼、瓢箪型
どのような景色を見ていたのだろう?
カンブリア爆発
完成されていた内部
そのとき我らが祖先は……
第2章 節足動物と軟体動物の支配
時代は第2幕へ
最近注目のフェゾウアタ
“カンブリア生物”の生き残り
新たな節足動物の台頭
そして、三葉虫は立体的になる
新興勢力「頭足類」
まだまだ弱かった我らが“祖先”
第1の大量絶滅事件
大量絶滅から一夜明けて
“カンブリア動物”の生き残りが火山灰の中に
王蟲と子連れ
築かれた“ウミサソリ王国”と、生き残り三葉虫類
サカナ、“頭角”をあらわす?
第3章 革命
変化の時代
カンブリア紀の“最後の生き残り”
“魚たちの時代”の到来
アンモナイトの祖先。丸くなる
三葉虫類、最後の“大抵抗”
第2の大量絶滅事件
そのとき、陸上世界では……
脊椎動物の上陸大作戦
第4章 祖先たちの王国
最初に名づけられた時代
先陣
大森林
大森林の住人たち
最後の時代
最強の両生類、登場
爬虫類は空圏、水圏へ
単弓類、覇者となる
“剣歯”登場
エピローグ
“終わり”がやってきた
その後……
書誌情報
紙版
発売日
2017年06月14日
ISBN
9784065020180
判型
新書
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
通巻番号
2018
ページ数
256ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2017年06月23日
JDCN
06A0000000000002414C
著者紹介
著: 土屋 健(ツチヤ ケン)
協力: 田中 源吾(タナカ ゲンゴ)