時空のからくり 時間と空間はなぜ「一体不可分」なのか

マイページに作品情報をお届け!

電子あり

時空のからくり 時間と空間はなぜ「一体不可分」なのか

ジクウノカラクリジカントクウカンハナゼイッタイフカブンナノカ

ブルーバックス

時間と空間が融合した「時空」とは何か? 個別に分けて考えることができないのはなぜか? 「時空のゆがみ」こそが重力の本質であるとはどういうことか? この宇宙に「絶対的」なものは唯一、光速度だけであり、時間と空間を含むその他すべてのものを「相対化」したアインシュタインの画期的アイデアが時空を生み出した! おどろきとふしぎに満ちた時空の性質を一から解き明かし、相対性理論の「宇宙観」をゼロから理解する。


色も形もない時間と空間が、ゴムのように伸び縮みする!?

大人気・山田流「物理学白熱講義」シリーズに、現代物理の最重要キーワードが登場!


物質と相互作用する時間と空間のふしぎ――。

時間と空間が融合した「時空」とは何か?

個別に分けて考えることができないのはどうしてか?

「時空のゆがみ」こそが重力の本質であるとはどういうことか?

この宇宙に「絶対的」なものは唯一、光速度だけであり、時間と空間を含むその他すべてのものを「相対化」したアインシュタインの画期的アイデアが時空を生み出した!

おどろきとふしぎに満ちた時空の性質を一から解き明かし、相対性理論の「宇宙観」をゼロから理解する。


  • 前巻
  • 次巻

目次

第1章  「時空」の誕生――空間と時間は なぜ一体不可分なのか?
第2章  重力は時間を支配する――重力と時間のふしぎな関係
第3章  重力が重力を消す!?
第4章  重力の正体――それは「時空のゆがみ」だった
第5章  4次元時空とアインシュタインの方程式
第6章  ゆがむ時空の歩き方――測地線とは何か
第7章 宇宙誕生直後の「時空のゆらめき」――138億年前の「原始重力波」とは何か

書誌情報

紙版

発売日

2017年06月14日

ISBN

9784065020197

判型

新書

価格

定価:1,210円(本体1,100円)

通巻番号

2019

ページ数

320ページ

シリーズ

ブルーバックス

電子版

発売日

2017年06月23日

JDCN

06A0000000000002415D

著者紹介

著: 山田 克哉(ヤマダ カツヤ)

山田克哉(やまだ・かつや) 1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授を経て、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授に就任。2013年6月に退官。アメリカ物理学会会員。主な著書に『原子爆弾』『光と電気のからくり』『量子力学のからくり』『真空のからくり』(いずれも講談社ブルーバックス)などがある。1999年には、講談社科学出版賞を受賞した。

オンライン書店一覧

ネット書店一覧

電子版取扱い書店一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT