究極の免疫力

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究極の免疫力

KYUUKYOKUNO MENEKIRYOKU               HD

身体を温めるとなぜ病気が治るのか?

難病といわれる免疫病の多くは、日本が先進文明国の仲間入りをしてから急増しています。
人類特有の「しゃべる」という行動様式による口呼吸に加えて、働きすぎと、文明を手に入れたことにより、全身の細胞で障害が起こっていたためなのです。
例えば、アイスクリームを食べてクーラーにあたれば、寒冷エネルギーによって、ミトコンドリアの障害がおこります。個体のエネルギー代謝が不調に陥ります。ミトコンドリアの活性化には温度依存性があるので、身体が冷えると活動ができなくなります。

ミトコンドリアは細胞のエネルギー産生や、その細胞に特異な物質(ホルモンなど)を分泌している大切な細胞内小器官です。寒冷エネルギーにさらされると、全身の細胞のミトコンドリアが働かなくなり、エネルギーも分泌物質も産生されず、さまざまな不調が起きるのです。生き方が原因で、病気が法則性をもって起きています。

「身体を温めると病気が治る」と言われているのも、この理由からです。身体をきちんと温かく保っていれば、全身のミトコンドリアが生き生きと活動し、細胞のリモデリング=新陳代謝がスムーズに行われます。
このリモデリングこそ、私たちの生命が流れる渦のようなものなのです。

当たり前の正しい生き方をすれば、私たちは病気から逃れて生きることができます。しかし、日本の医学は、残念なことに、こうした根本的なことには目を向けていません。日本医学が、人間の身体を総体的にとらえなくなったことが、こうした難病が治らないままにされている原因にもなっています。
健康に生きるためには、生き方を改めなければなりません。正しく呼吸し、正しい食物をよく噛んで食べて、よく眠り、正しくエネルギーを摂取して生きていれば、文明が進んで疫病の多くが克服された現代社会では、健康生活が手に入れられるのです。


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書誌情報

紙版

発売日

2004年07月07日

ISBN

9784770024282

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

274ページ

著者紹介

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