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ぼくの短歌ノート
ボクノタンカノート
- 著: 穂村 弘

「髪の毛がいっぽん口に飛び込んだだけで世界はこんなにも嫌」。些細な事象で、あっという間に変わってしまう自分と世界の繋がり。道に落ちているものの歌、会社の人の歌、デジタルな歌、殺意の歌etc.時代の光景を言葉ですくい取り、ドラマチックな日常に誘う三十一文字の魔力。人気歌人の短歌読み解きエッセイ。
ⒸHiroshi Homura
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書誌情報
紙版
発売日
2018年06月14日
ISBN
9784065118337
判型
A6
価格
定価:737円(本体670円)
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2018年06月14日
JDCN
06A0000000000030750K
初出
本書は、「群像」2010年4月号~2014年6月号(2010年12月、2013年6月、2014年2月~4月号を除く)掲載の「現代短歌ノート」を改題し、2015年6月に刊行された『ぼくの短歌ノート』を文庫化しました。
著者紹介
1962年、北海道生まれ。歌人。1990年、歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、連作『楽しい一日』で第44回短歌研究賞を受賞。2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞を受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。他に、『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。