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繍えども繍えども
ヌエドモヌエドモ
- 著: 長艸 敏明
刺繍作家、京繍伝統工芸士である長艸敏明の作品集。能衣装や鬘帯、着物や帯などの作品のほか、季節ごとのしつらえや婚礼衣装や産着などの祝い着、祇園祭の水引幕の復元や各地の祭事の修復・復元まで、京繍の第一人者である長艸敏明氏の”刺繍の力”を堪能できる。
第一章 刺繍の力
……絢爛たる大作から近年の作家の遊び心や精神性を表すものまで多彩なクリエイションの数々
第二章 長艸敏明の刺繍考
……独創的な発想の京繍作家であり、繍い手たちを束ねるプロデューサー、緻密な研究者として
第三章 暮らしと京繍
……優れた美術工芸の宝庫、京都で育まれた京繍。繍屋である長艸家の暮らしの中にある京繍の美
第四章 長艸敏明のライフワーク
……数千年という時が刻まれた古の刺繍作品を紐解き、復元、新調する
ⒸToshiaki Nagakusa
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書誌情報
紙版
発売日
2019年05月11日
ISBN
9784065130810
判型
A24取
価格
定価:2,750円(本体2,500円)
ページ数
192ページ
電子版
発売日
2019年05月14日
JDCN
06A0000000000122382A
著者紹介
長艸敏明/ながくさとしあき 1948年、京都西陣生まれ。刺繍作家、京繍伝統工芸士。京繍職人であった父・長艸芳之助の次男として、立命館大学経営学部を経て京繍の世界へ。1994年にパリ市の後援を受けて、パリ・バガテル城で能衣装・小袖展、1995年にエルメス本店(パリ)のディスプレイを担当するなど、国内外ともに作品を発表し、高い評価を受けている。京都祇園祭の水引幕の復元や各地の祭事の飾り幕の修復、復元などにも尽力している。2018年に「京の名工(京都府伝統産業優秀技術者)に表彰される。妻、長艸純恵も刺繍作家、京刺伝統工芸士。