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死因不明社会 オリジナル・ブルーバックス版 Aiが拓く新しい医療
シインフメイシャカイ オリジナル・ブルーバックスバン Aiガヒラクアタラシイイリョウ
- 著: 海堂 尊
ロジカルモンスター白鳥圭輔が日本の医療の闇を斬る! 日本の解剖率2%台は、先進国中ぶっちぎりの最下位。98%は、体の表面を見るだけのいい加減な死亡診断が下されている。死亡診断が軽視される社会では、明らかな犯罪行為や児童虐待すら発見できず、治療効果判定も行われない無監査医療がはびこる。社会に様々な不利益をもたらす「死因不明社会」に立ち向かうにはAiを中核とする新たなパラダイムシフトが必要となる。
Ⓒ海堂 尊
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目次
そして誰も「解剖」されなくなった
現代日本の解剖事情
死体のゆくえ
解剖崩壊
医療事故調査委員会における厚生労働省の謀略
Aiは医療事故問題解決の処方箋となりうるのか?
Aiの病院死症例における威力
「死亡時医学検索」の再建のための処方箋「Ai」
犯罪監視システムとしてのAi
死をめぐる医療と司法の相克
Aiの医学的考察
「死因不明社会」の処方箋と明るい未来
書誌情報
電子版
発売日
2018年11月30日
JDCN
06A0000000000056109S
通巻番号
著者紹介
1961年、千葉県生まれ。千葉大学医学部卒業。千葉大学大学院博士課程修了。『チーム・バチスタの栄光』(2006年/宝島社刊)で、第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。宝島社のシリーズは累計1000万部を超える。同シリーズを含め『ジーン・ワルツ』『極北ラプソディ』など映像化作品も多数。作品群は世界観が統一され「桜宮サーガ」とも呼ばれる。現在キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの生涯を描く大河小説『ポーラースター』シリーズを執筆中で、最新刊は第2巻『ゲバラ漂流』