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錠前破り、銀太 首魁
ジョウマエヤブリギンタシュカイ
- 著: 田牧 大和

大金持ちの悪党しか狙わず、しかも暮らしに必要な分しか盗まないことから、巷で「錠前破りのちょい盗み」と呼ばれていた銀太。今では、弟の秀次と蕎麦が不味いので有名な「恵比寿蕎麦」を営む。そこに、兄弟にとって因縁浅からぬ闇の組織・三日月会が仲間割れしているらしいとの噂が。この機に、幼馴染で北町奉行所に勤める貫三郎とともに組織の壊滅に乗り出すが。黒幕は誰か? 三日月会との最終決着はなるのか?<文庫書下ろし>
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書誌情報
紙版
発売日
2018年12月14日
ISBN
9784065140246
判型
A6
価格
定価:704円(本体640円)
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社文庫
著者紹介
1966年、東京都生まれ。2007年、「色には出でじ 風に牽牛」(書籍化にあたり『花合せ 濱次お役者双六』に改題)で全選考委員からの絶賛を受け、第2回小説現代長編新人賞を受賞、作家デビューする。いま、最も注目を集める女流時代小説作家の一人である。