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ありちゃん あいうえお かこさとしの71音
アリチャンアイウエオカコサトシノナナジュウイチオン
- 著: かこ さとし
かこさとし初めての詩集!
2018年に亡くなった絵本界の巨匠・かこさとし。かこさんの書斎の書棚の片隅に残された、
孫の成長を見つめ、それを切り取りながら創った、愛情にあふれた詩の数々が挿絵とともに
一冊になりました! はじめて発表されるかこさんの詩ーー。
かこさんの新たな一面をどうぞご覧ください!
第一部 ありちゃん あいうえお
ことばの習得順序を考慮し、50音ならぬ「71音」で創作した、
かこさんならではの「あいうえお」あそび唄。
第二部 まごまごのうた
二人の孫を間近にみつめる、優しいまなざしにあふれた詩
「2018年4月、詩集出版のお話をいただき、照れながらも嬉しそうにしていた
加古里子の笑顔が思い出されます。
お子さんたちに、そしてかつて子どもであった皆様に親しんでいただけたら幸いです。
――加古里子・長女 鈴木万里」(「あとがき」より)
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書誌情報
紙版
発売日
2019年03月07日
ISBN
9784065142691
判型
四六
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
80ページ
初出
「ありちゃん あいうえお」…『かこさとし あそびの大宇宙 4 ろうそくやはなかざりのあそび』(1990年 農山漁村文化協会)
著者紹介
1926年福井県越前市に生まれる。工学博士。技術士(化学)。高校で国語教師であった中村草田男に出会い、俳句に興味を持ち、本名「さとし」から俳号を「里子」とする。東京大学工学部卒業後、化学会社に勤務しながらボランティアで子どもと関わり『だむのおじさんたち』で絵本作家デビュー。作品は『からすのパンやさん』を代表する「かこさとしおはなしのほん」シリーズ、『うつくしい絵』、「だるまちゃん」シリーズ、『とこちゃんはどこ』、「かこさとしからだの本」シリーズ、『伝承遊び考』など600点におよぶ。2008年菊池寛賞受賞、 2009年日本化学会より特別功労賞を受賞。越前市にかこさとしふるさと絵本館、だるまちゃん広場(武生中央公園)がある。2018年5月没。