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ていん島の記
テインジマノキ
- 著: 仁木 英之

聖山アマンディをいだき、遥か上空、雲の海に浮かぶ島“ていん”。民は山と川と空の三つの部族に分かれ、互いの領分を守って暮らしていたが、天が荒れて作物は育たず、獣の数も激減。長きにわたる凶作と飢えの末、部族間のいがみ合いは深刻化していた。仲間を飢餓から救うため、封じられし狼神の力を望んだ山人のムウマは、山と川の会合が行われた日、川人のライラとともに、空人の少女が川の聖地に墜落するのを目撃し――。
決して交わるはずのなかった三人が出会うとき、島の運命は大きく変転する!
偽りの平穏に、運命に、抗え。
ベストセラー<僕僕先生>シリーズ著者が、新しい時代の幕開けに放つ、英雄冒険ファンタジーの極み!
ⒸHideyuki Niki
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書誌情報
紙版
発売日
2019年04月25日
ISBN
9784065151761
判型
四六変型
価格
定価:1,705円(本体1,550円)
ページ数
300ページ
電子版
発売日
2019年04月24日
JDCN
06A0000000000108772R
著者紹介
1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部卒業。2006年『夕陽の梨 五代英雄伝』で第12回学研歴史群像大賞最優秀賞、『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。ベストセラーとなった「僕僕先生」シリーズや、「千里伝」シリーズ、「くるすの残光」シリーズ、「黄泉坂案内人」シリーズ、「立川忍びより」シリーズなど多くのシリーズを手掛ける他、『まほろばの王たち』、『真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝』(上・下)など著書多数。