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ビビビ・ビ・バップ
ビビビビバップ

現代文学のトップランナーが、
AI社会をポップに描いた
SFジャズエンタメ巨編!
「僕の葬式でピアノを弾いて頂きたいんです」
それがすべての始まりだった。
電脳内で生き続ける命、アンドロイドとの白熱のジャズセッション。大山康晴十五世名人アンドロイドの謎、天才工学少女、迫り来る電脳ウィルス大感染…。平成の新宿から近未来の南アフリカまで、AI社会を活写し、時空を超えて軽やかに奏でられるエンタテインメント近未来小説!【解説・大森望】
ⒸHikaru Okuizumi
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書誌情報
紙版
発売日
2019年06月13日
ISBN
9784065157138
判型
A6
価格
定価:1,595円(本体1,450円)
ページ数
832ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年06月13日
JDCN
06A0000000000123089H
初出
本書は2016年6月、小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
1956年山形県生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。同大学院博士課程前期課程修了。1986年、すばる文学賞の最終候補作『地の鳥 天の魚群』を「すばる」に発表しデビュー。主な著作に『葦と百合』、『ノヴァーリスの引用』(第15回野間文芸新人賞)、『石の来歴』(表題作で第110回芥川龍之介賞)、『『吾輩は猫である』殺人事件』、『鳥類学者のファンタジア』、『浪漫的な行軍の記録』、『モーダルな事象――桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活』、『神器――軍艦「橿原」殺人事件』(第62回野間文芸賞)、『シューマンの指』、『虫樹音楽集』、『東京自叙伝』(第50回谷崎潤一郎賞受賞)、『雪の階』、戯曲に『メフィストフェレスの定理――地獄シェイクスピア三部作』、共著に『文芸漫談――笑うブンガク入門』、『世界文学は面白い。――文芸漫談で世界一周』(ともに、いとうせいこう共著)などがある。
装丁: 川名 潤(カワナ ジュン)