宇野昌磨の軌跡 泣き虫だった小学生が世界屈指の表現者になるまで

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宇野昌磨の軌跡 泣き虫だった小学生が世界屈指の表現者になるまで

ウノショウマノキセキナキムシダッタショウガクセイガセカイクッシノヒョウゲンシャニナルマデ

宇野昌磨を小学生のころから取材し続けてきたジャーナリストが、世界屈指のスケーターへと成長した彼の軌跡を描く。

12歳のころから取り続けてきたインタビューをもとに、宇野昌磨本人の言葉やコーチ、スケート仲間など周りの声を丹念に拾い、彼がいかにしてトップスケーターへの道を駆け上がってきたかを紐解く。【2009年からの成長を写真で振り返る口絵16ページ付き】

~「はじめに」より~
宇野昌磨はフィギュアスケートを愛する人々にとって、少し特別な選手だ。それは、フィギュアスケートをただスポーツとしてだけでなく、演劇やバレエ、数多のステージアートと同じように「何か」を求めて楽しむ人々にとって――。(中略)

ひたすらな努力で4回転ジャンパーとして開花しても、宇野昌磨は跳ぶことだけでなく、「演じる心」も「見せる気概」もおろそかにしない。どんなに4回転競争が激化しても、彼本来のスケート、思いの伝わる滑りを忘れない。

スポーツにしてアート。この複雑な競技を描くために、彼ほど主人公にふさわしい選手はいないだろう。アスリートとしてのストイックな日々、「勝ちたい」という強い意志。パフォーマーとしての高いセンス、豊かな音楽表現。

その両立を果たした男が、どのように作られたのか。どのように強くなったのか。そして、どうやって世界の頂点まで勝ち上がっていくのか。彼自身の言葉に耳を傾けてみてほしい。


Ⓒ青嶋ひろの

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書誌情報

紙版

発売日

2019年04月10日

ISBN

9784065161012

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

274ページ

電子版

発売日

2019年04月10日

JDCN

06A0000000000117034X

初出

「フィギュアスケートDays vol.1」(ダイエックス出版)、「フィギュアスケートファン 2010/2011シーズンプレビュー」(コスミック出版)、「フィギュアスケート日本男子Fan Book:Cutting Edge 2011」「フィギュアスケート日本男子Fan Book:Cutting Edge 2012」「フィギュアスケート日本男子Fan Book:Cutting Edge 2012+Plus」「フィギュアスケート日本男子Fan Book:Cutting Edge 2013」「フィギュアスケート日本男子Fan Book:Cutting Edge 2013+Plus」「フィギュアスケート日本男子Fan Book:Cutting Edge 2014」(スキージャーナル)、『百獣繚乱 ―フィギュアスケート日本男子― ソチからピョンチャンへ』(KADOKAWA)、「フィギュアスケート 2015-2016シーズン オフィシャルガイドブック」(朝日新聞出版)、「日刊スポーツグラフ フィギュアスケート15-16シーズン中盤号」(日刊スポーツ出版社)、「Trace on Ice」(双葉社)、Dreams on Ice 2013 公式パンフレット、Dreams on Ice 2014 公式パンフレット、WEBRONZA、現代ビジネス。

著者紹介

著: 青嶋 ひろの(アオシマ ヒロノ)

静岡県浜松市生まれ。2002年よりフィギュアスケートを取材。日本のトップ選手へのインタビュー集『フィギュアスケート日本女子ファンブック』『フィギュアスケート日本男子Fan Book: Cutting Edge』を2014年まで毎年刊行。著書に『浅田真央物語』(角川つばさ文庫)、『バンクーバー五輪フィギュアスケート男子日本代表リポート 最強男子。』(朝日新聞出版)など。

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