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旧友再会
キュウユウサイカイ
- 著: 重松 清

あの人にいま会えたら、何を伝えますか?
子育て、離婚、定年、介護、家族、友達。
人生には、どしゃぶりもあれば晴れ間もある。
重松清が届ける5つのサプリメント。
年を重ねると増えていく「再会」の機会。
再会は、別れがあるから存在します。
どう別れたかで、再会の仕方も変わってくる。
会いたい人、会いたくない人、忘れていた人。
《結婚もして、子どもをつくり、そして、いま、家族をなくした。》
あなたならどんな再会を望み、何を伝えますか。
泣きたいときに、泣けないあなたへ。
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書誌情報
紙版
発売日
2019年06月26日
ISBN
9784065161678
判型
四六変型
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
322ページ
初出
「あの年の秋」…『ノスタルジー1972』(講談社)所収、「旧友再会」…「小説現代」2016年6月号、「ホームにて」…『そういうものだろ、仕事っていうのは』(日本経済新聞出版社)所収「ホームにて、蕎麦。」改題、「どしゃぶり」…「小説現代」2018年5・6・8~10月号、「ある帰郷」…「群像」2018年7月号所収「鷹乃学習」改題。単行本化に際し、各編加筆修正がされています。
収録作品
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作品名初出
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作品名
あの年の秋
初出
「ノスタルジー1972」(講談社)所収
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作品名
旧友再会
初出
『小説現代』2016年6月号
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作品名
ホームにて
初出
「そういうものだろ、仕事っていうのは」(日本経済新聞出版社)所収
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作品名
続き
初出
「ホームにて、蕎麦。」改題
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作品名
どしゃぶり
初出
『小説現代』2018年5月号、6月号、8月号~10月号
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作品名
ある帰郷
初出
『群像』2018年7月号所収「鷹乃学習」改題
著者紹介
重松清(しげまつ・きよし) 1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部措置業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。小説作品に『流星ワゴン』『定年ゴジラ』『きよしこ』『疾走』『カシオペアの丘で』『とんび』『さすらい猫ノアの伝説』『かあちゃん』『あすなろ三三七拍子』『空より高く』『希望ヶ丘の人びと』『赤ヘル1975』『ファミレス』『一人っ子同盟』『たんぽぽ団地』『どんまい』『木曜日の子ども』他多数。ライターとしても活躍し続けており、ノンフィクション作品に『世紀末の隣人』『星をつくった男 阿久悠と、その時代』、ドキュメントノベル作品に『希望の地図 3.11から始まる物語』などがある。