未知なるカダスを夢に求めて 新訳クトゥルー神話コレクション4

マイページに作品情報をお届け!

未知なるカダスを夢に求めて 新訳クトゥルー神話コレクション4

ミチナルカダスヲユメニモトメテシンヤククトゥルーシンワコレクション4

星海社FICTIONS

怪奇小説作家H・P・ラヴクラフトが創始し、人類史以前より地球へと飛来した邪神たちが齎す根源的な恐怖を描いた架空の神話大系〈クトゥルー神話〉。
その新訳コレクション第4集となる本書では、「北極星(ポラリス)」から「未知なるカダスを夢に求めて」に到る、地球の夢の深層に広がる異世界〈幻夢境(ドリームランド)〉が舞台の幻想譚と、をラヴクラフトの分身とも言える〈夢見人〉ランドルフ・カーターが夢と現(うつつ)にまたがる脅威に直面する「ランドルフ・カーターの供述」以下の作品群を完全に網羅した、実に17篇を収録。

永劫の探求を果てに、夢見人の眼前で今、〈窮極の門〉が開く――!

〔収録作品〕
・北極星(ポラリス) Polaris
・白い船 The White Ship
・サルナスに到る運命 The Doom That Came to Sarnath
・ランドルフ・カーターの供述 The Statement of Randolph Carter
・恐ろしい老人 The Terrible Old Man
・夢見人(ドリーマー)へ。 To a Dreamer.
・ウルタールの猫 The Cats of Ulthar
・セレファイス Celephais
・忘却より(エクス・オブリビオン) EX Oblivione
・イラノンの探求(クエスト) The Quest of Iranon
・蕃神 The Other Gods
・アザトース Azathoth
・名状しがたいもの The Unnamable
・銀の鍵 The Silver Key
・霧の高みの奇妙な家 The Strange High House in the Mist
・未知なるカダスを夢に求めて(ドリーム=クエスト) The Dream-Quest of Unknown Kadath
・銀の鍵の門を抜けて Through the Gates of the Silver Key (元作品「幻影の君主」併録)


  • 前巻
  • 次巻

オンライン書店で購入する

書誌情報

紙版

発売日

2019年09月15日

ISBN

9784065163184

判型

B6

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

480ページ

シリーズ

星海社FICTIONS

著者紹介

訳: 森瀬 繚(モリセ リョウ)

ライター、翻訳家。TVアニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。 翻訳者としては、S・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日本語版監修、エンターブレイン)、リン・カーター&R・M・プライス『クトゥルーの子供たち』(立花圭一との共訳、エンターブレイン)、ロジャー・ゼラズニイ『虚ろなる十月の夜に』(竹書房)など。クトゥルー神話研究家として数多くの著書があり、2018年『All Over クトゥルー クトゥルー神話作品大全』(三才ブックス)を刊行している。

著: H.P.ラヴクラフト(H P ラヴクラフト)

1890年、アメリカ・ロードアイランド州に生まれる。 怪奇小説専門誌〈ウィアード・テールズ〉で活躍するも、作家としては不遇のうちに1937年死没。 彼の作品を母胎とし、架空の固有名詞を共有して紡がれる神話大系・クトゥルー神話は、同時代、そして後世の作家の手で書き繋がれ、現在に至るまでその影響力を拡大し続けている。

絵: 中央東口(チュウオウヒガシグチ)

『鬼哭街』、『沙耶の唄』、『吸血殲鬼ヴェドゴニア』など、Nitroplusの代表的ゲーム作品のキャラクターデザイン・原画を務める。『沙耶の唄』ではクトゥルー神話のエッセンスを湛えた世界観を美麗かつ惨憺たるイラストで彩った。 イラストを担当した小説作品に、『アイゼンフリューゲル』(小学館)、『魔術師スカンクシリーズ』(星海社)などがある。

オンライン書店一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT