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凜
リン
- 著: 蛭田 亜紗子

開拓期の北海道。
命が軽んじられる場所で、生き抜こうとする者たちがいた。
騙されてタコ部屋に送られ、過酷な労働を強いられる男。
貧困にあえぎ、子のため身を売る女――。
旅でこの地を訪れた現代の就活生・上原沙矢は、
彼らの人生に触れ、己の道しるべを見いだす。
時代を超え、生きる意味を問う傑作!
ⒸAsako Hiruta 2020
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書誌情報
紙版
発売日
2020年02月14日
ISBN
9784065180990
判型
A6
価格
定価:902円(本体820円)
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年02月14日
JDCN
06A0000000000185155H
初出
本書は2017年3月、小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
1979年生まれ。札幌市出身・在住。2008年に第7回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞、'10年に『自縄自縛の私』(受賞作「自縄自縛の二乗」を改題)を刊行しデビュー。同作は'13年に竹中直人監督により映画化された。その他の著書に『星とモノサシ』『人肌ショコラリキュール』『愛を振り込む』『フィッターXの異常な愛情』『エンディングドレス』などがある。