レッツはおなか

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レッツはおなか

レッツハオナカ

子どもの目線から描かれるひこ・田中さんの物語に、大人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんがイラストを描き下ろした「レッツ」シリーズ。オールカラーの新装版に、ついに新作が誕生です! ヨシタケさんが初めて子ども向けの書籍に取り組んだ記念碑ともいえる作品の4作目は、5歳のレッツが、「かあさんとおへそでつながっていたってホント?」と、どうやってつながっていたのか、ああでもない、こうでもないと考えます。


ひこ・田中&ヨシタケシンスケの世界がオールカラーの新装版となった「レッツ」シリーズ。
待望の新作が刊行!!

レッツは 五さい。
「おなかに いる とき、レッツは おへそで わたしと つながって いたんだよ」
レッツは、じぶんと かあさんの おへそが つながって いる 絵を おもいうかべた。
「すごい」
「すごいでしょ」
でも、それだと、おなかの そとじゃ ないかなと レッツは ふしぎだった。かあさんには おなかの なかにも おへそが あるんだろうか?

(本文より)
徹底して子どもの目線から描かれるひこ・田中さんの物語に、大人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんがイラストを描き下ろした「レッツ」シリーズ。ヨシタケさんが初めて子ども向けの書籍に取り組んだ記念碑ともいえる作品の新作が、ついにこの春、書きおろされます。

シリーズ最新作、4巻目の「レッツはおなか」で描かれているのは、5歳のレッツが、自分がうまれたときのお話しを、かあさんととうさんから聞いて、わかったような、わからないような……というお話。ぜひ、お楽しみください。


ⒸHiko Tanaka/Shinsuke Yoshitake

  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2020年04月09日

ISBN

9784065184165

判型

A5変型

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

64ページ

電子版

発売日

2020年04月08日

JDCN

06A0000000000200918L

著者紹介

作: ひこ・田中(ヒコ タナカ)

1953年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。1990年、『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。同作は相米慎二監督により映画化された。1997年、『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。同作は冨樫森監督により映画化された。2017年、「なりたて中学生」シリーズ(講談社)で第57回日本児童文学者協会賞を受賞。他の著書に、『サンタちゃん』『ぼくは本を読んでいる。』(ともに講談社)、「モールランド・ストーリー」シリーズ(福音館書店)、『大人のための児童文学講座』(徳間書店)、『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(光文社新書)など。『児童文学書評』主宰。

絵: ヨシタケ シンスケ(ヨシタケ シンスケ)

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『もう ぬげない』(ブロンズ新社)と『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)で第26回、第29回けんぶち絵本の里大賞を受賞。他の著書に、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(ともに講談社)、『このあと どうしちゃおう』『こねて のばして』(以上、ブロンズ新社)、『りゆうがあります』『ふまんがあります』(ともにPHP研究所)などがある。2児の父。

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