フェロモン探偵 蜜月のロシア

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フェロモン探偵 蜜月のロシア

フェロモンタンテイミツゲツノロシア

講談社X文庫ホワイトハート

兄・拓也の隠し子騒動がきっかけで、これまで没交渉だった実家にたびたび足を踏み入れるようになった映。すべてを捨てたつもりが雪也との出会いが心に変化をもたらしたのだった。父・一馬ともぶっきらぼうながら話をするようになったある日、父から襖絵を描いてくれないかと持ち掛けられた。古くからの友人でロシアの富豪・ピョートルの還暦に合わせて彼の別荘に飾るものだという。自らの気持ちの赴くまま絵を描いてみたくなった映は、その依頼を引き受ける。しかし、映にはもうひとつの目論見があった。ピョートルの一人息子で美少年のヴァレリーが18歳という”美味しい”年頃になったことを思い出したのだ。映が筆を持つことを喜びつつ、なにやら不穏さを感じとった雪也は、当然の如く同行を申し出る。かくして二人はハネムーンさながらロシアに飛び立った。しかし、富豪の邸宅では大きなトラブルが映と雪也を待ち構えていたのだ……。


Ⓒ丸木文華 2019

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書誌情報

紙版

発売日

2020年02月05日

ISBN

9784065186428

判型

A6

価格

定価:825円(本体750円)

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社X文庫

電子版

発売日

2020年02月04日

JDCN

06A0000000000185326B

著者紹介

著: 丸木 文華(マルキ ブンゲ)

埼玉県出身。BL、乙女小説、ゲームシナリオを中心にジャンルを跨いで幅広く活動中。近刊は、『双囚 ふたりの姫は愛獄に堕とされる』 (KADOKAWAジュエル文庫) など。

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