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監督の問題
カントクノモンダイ
- 著: 本城 雅人

“ONETEAM”は夢のまた夢、、、
弱い組織にゃ理由がある。
最下位低迷中の新興球団「新潟アイビス」の監督に就任した、元スラッガー宇恵康彦。だが、口も悪けりゃ態度もデカい宇恵の采配に、エースは反目、コーチは当惑、ファンからもヤジの嵐が降りかかる。あげく、若きオーナーの方針は「結果が出なければ即クビ」。新米監督は問題だらけの組織を立て直せるか?
「サンケイスポーツ」時代、野村監督の担当記者だった著者ゆえに書けた、
監督業のリアルエピソードもたっぷり。
迷走のち胸熱!? 痛快組織(チーム)小説!
ⒸMasato Honjo
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書誌情報
紙版
発売日
2020年03月13日
ISBN
9784065189153
判型
A6
価格
定価:726円(本体660円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年03月13日
JDCN
06A0000000000189950W
初出
本書は2017年7月、小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、産経新聞浦和総局を経て、その後サンケイスポーツで記者として活躍。退職後、2009 年、『ノーバディノウズ』が第 16 回松本清張賞候補となり、デビュー。同作で第1回サムライジャパン野球文学賞を受賞。『トリダシ』が第18回大藪春彦賞候補、第37回吉川英治文学新人賞候補、『傍流の記者』が第159回直木三十五賞候補となる。2017年、『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞。他の著書に『スカウト・デイズ』『球界消滅』『英雄の条件』『嗤うエース』『代理人』『傍流の記者』『時代』『崩壊の森』など。