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絶対聖域
ゼッタイセイイキ
- 著: 新堂 冬樹

児童養護施設で育った、上條優斗、花咲詩音、中園果林の三人は家族以上の深い絆で結ばれていた。三人が中学卒業を間近に控えたある日、施設に宗教団体「神闘会」の香坂という男が現れる。詩音がじつは日本を裏から支配するその団体の会長の孫であり、後継者としてゆくゆくは日本の政財界の中心になることを期待されていた。争いを好まず、いつも控えめでいじめの対象にもなりがちな詩音を守るため、正義感の強い優斗と果林も神闘会系列の高校「神闘学園」への入学を決めた。しかし、入学後の詩音の決断によって絆が断ち切られていく……。
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書誌情報
紙版
発売日
2020年02月27日
ISBN
9784065189863
判型
四六
価格
定価:2,200円(本体2,000円)
ページ数
354ページ
初出
「メフィスト」2018 VOL.1~2019 VOL.2
著者紹介
1998年に『血塗られた神話』で第7回メフィスト賞を受賞し、デビュー。著作は『闇の貴族』『ろくでなし』『無間地獄』『カリスマ』『悪の華』『忘れ雪』『黒い太陽』『天使がいた三十日』『アキバの帝王』などヒット作多数。裏社会をハードに描く「黒新堂」と静謐な恋愛小説を書く「白新堂」と2つの顔を持つ。芸能プロダクション(新堂プロ)も経営し、その活動は多岐にわたる。