晴れたら空に骨まいて

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電子あり

晴れたら空に骨まいて

ハレタラソラニホネマイテ

講談社文庫

散骨という葬送は、「スタイル」ではない。
死者とともに生きようとするときの大きな支えになり得る。
                    ――平松洋子

愛する人を喪った人々がたどりついたそれぞれの自由な弔いの形とは――。セーヌ川、珊瑚の島、ヒマラヤへの散骨の旅、絶句するようなハプニング、そして新たな出会い。涙と笑いで彩る、「別れ」の先に生きる人々を深くユーモラスに描く爽快ノンフィクション。著者自身の体験を描いた文庫書下ろし新章収録。

注目の著者が描く「誰かがいない世界」の歩き方。


ⒸArio Kawauchi

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目次

1 地図のない世界旅行
2 世界の果てのラブソング
3 緑色のノート
4 マカルーで眠りたい
5 インドの星の王子さま
6 建てられなかったホテル

書誌情報

紙版

発売日

2020年04月15日

ISBN

9784065189894

判型

A6

価格

定価:814円(本体740円)

ページ数

400ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2020年04月15日

JDCN

06A0000000000200610A

初出

2016年11月にポプラ社から刊行された単行本に、あらたに書下ろした第6章「建てられなかったホテル」を加え、全体に加筆・修正して文庫化された。

著者紹介

著: 川内 有緒(カワウチ アリオ)

1972年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業後、米国ジョージタウン大学で修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏の国連機関などに勤務後、フリーのライターとして評伝、旅行記、エッセイなどを執筆。その傍ら小さなギャラリーも運営。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で第33回新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で第16回開高健ノンフィクション賞を受賞。著書に『パリでメシを食う。』、『パリの国連で夢を食う。』など。

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