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絵の内と外 谷川俊太郎の世界を描く
エノウチトソトタニカワシュンタロウノセカイヲエガク
銀座・ギャラリーゴトウで2016年より開催されてきた「谷川俊太郎の世界を描く」展。谷川俊太郎の詩と、詩をテーマに描かれた絵画とのコラボレーションは、まさに谷川俊太郎のことばを視覚化し、絵画の魅力を言語化する幸せな出会いを生みだしてきました。そのエッセンスをまとめた1冊。
谷川俊太郎の未発表詩「絵の内と外」収録。
── 活字だけ見ていると、言葉には意味しかないようにも思えますが、少なくとも詩の言葉には、意味だけではない映像や音や調べが秘められています。それらが化合してポエジーが現れるのだとしたら、詩と絵とは補い合うべく存在しているのだとも言えると思います。
谷川俊太郎(「あとがき──詩と絵のあいだから」より)
Ⓒ谷川俊太郎/後藤眞理子
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書誌情報
紙版
発売日
2020年04月23日
ISBN
9784065191170
判型
B24取
価格
定価:2,420円(本体2,200円)
ページ数
64ページ
電子版
発売日
2020年04月22日
JDCN
06A0000000000200921H
初出
収録作品参照
収録作品
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作品名初出
-
作品名
朝のリレー
初出
「谷川俊太郎詩集 日本の詩人17」(河出書房 1968年)
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作品名
静かな雨の夜に
初出
「二十億光年の孤独」(創元社 1952年)
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作品名
絶望
初出
「こころ」(朝日新聞出版 2013年)
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作品名
はにかむ
初出
「あたしとあなた」(ナナロク社 2015年)
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作品名
音楽のように
初出
「対詩 1981.12.24~1983.3.7」(正津勉との共著 書肆山田
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作品名
no.5続き
初出
1983年)
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作品名
うつくしい!
初出
「ブリタニカ絵本館ピコモス第25巻 うつくしい!」(日本ブリタニカ 1983年)
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作品名
犬に
初出
「十八歳」(東京書籍 1993年)
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作品名
かなしみ
初出
「二十億光年の孤独」(創元社 1952年)
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作品名
建前
初出
「こころ」(朝日新聞出版 2013年)
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作品名
魂に触れる
初出
「詩の本」(集英社 2009年)
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作品名
闇は光の母
初出
「詩の本」(集英社 2009年)
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作品名
はる
初出
「二十億光年の孤独」(創元社 1952年)
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作品名
芝生
初出
「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった」(青土社 1975年)
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作品名
かわいそう
初出
「子どもと大人 ことば・からだ・心」(見田宗介・河合隼雄との共著 岩波書店
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作品名
no.15続き
初出
1997年)
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作品名
冬
初出
「minimal」(思潮社 2002年)
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作品名
運命について
初出
「二十億光年の孤独」(創元社 1952年)
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作品名
さようなら
初出
「私」(思潮社 2007年)
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作品名
木蔭
初出
「六十二のソネット」(創元社 1953年)
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作品名
明日
初出
「そのほかに」(集英社 1979年)
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作品名
魂のいちばんおいしいところ
初出
「魂のいちばんおいしいところ」(サンリオ 1990年)
著者紹介
作・その他: 谷川 俊太郎(タニカワ シュンタロウ)
谷川 俊太郎(たにかわ・しゅんたろう) 1931年東京生まれ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、 1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、 1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、 2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞、2019年国際交流基金賞など、受賞・著書多数。
後藤眞理子(ごとう・まりこ) 横浜生まれ。国立音楽大学卒。東京の公立小学校音楽教諭を経て1998年版画家・野田哲也氏の新作展で銀座にギャラリーゴトウを開廊。現代作家の油彩画、版画、日本画など様々なジャンルの展覧会を開催し、現在に至る。