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潜入 味見方同心(二) 陰膳だらけの宴
センニュウアジミカタドウシン2カゲゼンダラケノウタゲ
- 著: 風野 真知雄

将軍暗殺の企てを探るため、魚之進は南町奉行・筒井和泉守に連れられて生まれて初めて江戸城の門をくぐる。本丸に入ると、いきなり将軍の朝餉を食べた毒見役が死んでしまい城内は大混乱に。兄に続いて自分も殺される運命なのか。天ぷら、すっぽん、陰膳コース……最高の物語と江戸の珍味をどうぞ召し上がれ!
【本巻のお品書き】
おむすびの天ぷらー伝説の天麩羅浪人のたくらみとは?
スッポンぽんー文字通り、裸でスッポンを食う店。
幽霊そばーうらめしや。ほんとうの幽霊も食べに来る。
陰膳だらけの宴ー葬式より静かで寂しい宴会の謎。
ⒸMachio KAZENO 2020
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書誌情報
紙版
発売日
2020年04月15日
ISBN
9784065193624
判型
A6
価格
定価:682円(本体620円)
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年04月15日
JDCN
06A0000000000200603A
著者紹介
かぜの・まちお 1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい秘剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「味見方同心」待望の新作。