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アンマーとぼくら
アンマートボクラ
- 著: 有川 ひろ

いつの世までも あなたを思う
母と子、そして家族を描く感動の物語、待望の文庫化!
母の予定に付き合う約束で沖縄に里帰りしたリョウ。実の母は子供の頃に亡くなり、再婚してリョウを連れ沖縄に移り住んだ父ももういない。休暇は三日。家族の思い出の場所をめぐるうち、リョウは不思議な感覚にとらわれる。この三日が、恐らくタイムリミット。三日目が終わったら……終わったら、どうなる?
「過去は変えられない。分かるよね?」
「言いたかったことは、今の君が言えばいい」
「頑張れ。君はもう大人なんだから」
一体、ぼくに何が起こっている?
Ⓒ有川 ひろ
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書誌情報
紙版
発売日
2020年08月12日
ISBN
9784065206393
判型
A6
価格
定価:858円(本体780円)
ページ数
368ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年08月15日
JDCN
06A0000000000229811H
初出
本書は、2016年7月に小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
高知県生まれ。二〇〇四年『塩の街 wish on my precious』で「電撃ゲーム小説大賞」を受賞しデビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊三部作」、 「図書館戦争」シリーズ、「三匹のおっさん」シリーズをはじめ、『阪急電車』『植物図鑑』『県庁おもてなし課』『空飛ぶ広報室』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』など著書多数。 二〇一九年に「有川浩」より「有川ひろ」に改名、以降の著書に「倒れるときは前のめり」シリーズ、『イマジン?』がある。