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地検のS Sが泣いた日
チケンノエスエスガナイタヒ
- 著: 伊兼 源太郎

検察の機密情報が漏れている?
地検職員ながら、警察、政財界にパイプを持ち、
量刑をも左右すると噂の陰の実力者・伊勢雅行。
次期与党総裁候補にかかるヤミ献金疑惑への糸口を追う最中、想像を絶する“罠”が迫る!
策を弄して巨悪に切り込め!
手に汗握る傑作<検察>ミステリー!
国会議員・吉村泰二にかかる収賄疑惑。湊川地方検察庁が証拠固めを急ぐ中、金の受け渡しを目撃したホステス2人が行方をくらませる。歴代次席検事の懐刀と称され、総務課長ながら地検を陰で操る伊勢雅行は、盟友である事務官の久保信也と独自に調査を始めるが……。
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書誌情報
紙版
発売日
2020年07月22日
ISBN
9784065200100
判型
四六変型
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
258ページ
初出
「コアジサシの夏」…書き下ろし、「一歩」…「小説現代」2018年7月号、「獣の心」…「小説現代」2018年9月号、「エスとエス」「Sが泣いた日」…書き下ろし。単行本化に際して、加筆修正を加えました。
収録作品
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作品名初出
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作品名
コアジサシの夏
初出
書き下ろし
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作品名
一歩
初出
『小説現代』2018年7月号
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作品名
獣の心
初出
『小説現代』2018年9月号
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作品名
エスとエス
初出
書き下ろし
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作品名
Sが泣いた日
初出
書き下ろし
著者紹介
伊兼源太郎(いがね・げんたろう) 1978年東京都生まれ。上智大学法学部卒業。新聞社勤務などを経て、2013年に『見えざる網』で第33回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。他の著書に、『事故調』『外道たちの餞別』『巨悪』『金庫番の娘』『事件待ち』、「警視庁監査ファイル」シリーズとして『密告はうたう』『ブラックリスト』がある。本書は、湊川地方検察庁の総務課長・伊勢雅行の活躍を描いた『地検のS』の続編にあたる。