
マイページに作品情報をお届け!
空気を読みすぎる子どもたち
クウキヲヨミスギルコドモタチ
- 監: 古荘 純一

子どもの本音をイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【親の言うことをよく聞く「良い子」ほど危ない】
子どもたちは、幼稚園や保育園などの園や学校で多くの時間をすごします。
そこは集団生活の場。
子どもたちは、周りの空気を読み、合わせようとしています。
その空気はときに「同調圧力」というほど、
子どもたちの言動を制限します。
家庭でも空気を読み、親の期待に応えようとします。
ときには、期待が重すぎて、子どもたちの負担になっています。
いつも、自分より空気を大事にしつづけていれば、
自分は大切な存在だと自信をもてる「自己肯定感」は育ちません。
もろく、崩れやすい子やつらさを内面に抱え込んでしまう子もいます。
不安症やうつ病など、心の病になることも、けっして少なくありません。
本書では、空気を読みすぎる子どもたちの心の根底になにがあるのかを考え、
今できることを紹介します。
【監修者プロフィール】
古荘純一(ふるしょう・じゅんいち)
青山学院大学教育人間科学部教育学科教授。小児科医、小児精神科医、医学博士。1984年昭和大学医学部卒。88年同大学院修了。昭和大学医学部小児科学教室講師などを経て現職。小児精神医学、小児神経学、てんかん学などが専門。発達障害、自己肯定感、不登校、ひきこもり、虐待などの研究を続けながら、教職・保育士などへの講演も。小児の心の病気から心理、支援まで幅広い見識をもつ。小児の精神医学に関する論文も多数ある。主な著書に『自己肯定感で子どもが伸びる――12歳までの心と脳の育て方』(ダイヤモンド社)、『日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか 児童精神科医の現場報告』(光文社新書)などがある。
【本書の内容構成】
1 自分を無理に抑えてでも周囲に合わせる
2 一生懸命に空気を読もうとするのはなぜ?
3 つらい気持ちのSOSサインを見逃すな
4 子どもが陥る危険性がある心の病
5 大人が心がけたい八つのこと
Ⓒ
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
【本書の内容構成】
1 自分を無理に抑えてでも周囲に合わせる
2 一生懸命に空気を読もうとするのはなぜ?
3 つらい気持ちのSOSサインを見逃すな
4 子どもが陥る危険性がある心の病
5 大人が心がけたい八つのこと
書誌情報
紙版
発売日
2020年06月11日
ISBN
9784065201268
判型
B20取
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
102ページ
シリーズ
こころライブラリー
電子版
発売日
2020年06月10日
JDCN
06A0000000000220757W
著者紹介
【監修者プロフィール】 古荘純一(ふるしょう・じゅんいち) 青山学院大学教育人間科学部教育学科教授。小児科医、小児精神科医、医学博士。1984年昭和大学医学部卒。88年同大学院修了。昭和大学医学部小児科学教室講師などを経て現職。小児精神医学、小児神経学、てんかん学などが専門。発達障害、自己肯定感、不登校、ひきこもり、虐待などの研究を続けながら、教職・保育士などへの講演も。小児の心の病気から心理、支援まで幅広い見識をもつ。小児の精神医学に関する論文も多数ある。主な著書に『自己肯定感で子どもが伸びる――12歳までの心と脳の育て方』(ダイヤモンド社)、『日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか 児童精神科医の現場報告』(光文社新書)などがある。
オンライン書店一覧
関連シリーズ
-
自己を失った少年たち
-
脳とこころ
-
心の病気はどう治す?
-
〈精神病〉の発明 クレペリンの光と闇
-
普通という異常 健常発達という病
-
個性という幻想
-
起立性調節障害(OD) 朝起きられない子どもの病気がわかる本
-
不完全でいいじゃないか!
-
感じるオープンダイアローグ
-
APD(聴覚情報処理障害)がわかる本
-
人生のタネ明かし 成果を出す人に共通する心の秘密
-
精神鑑定 脳から心を読む
-
成熟できない若者たち
-
創造の星 天才の人類史
-
こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする
-
統合失調症あるいは精神分裂病
-
からだ・こころ・生命
-
〈正常〉を救え 精神医学を混乱させるDSM-5への警告
-
好きになる精神医学
-
「うつ」のとってもとっても基本のガイド