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戦の国
イクサノクニ
- 著: 冲方 丁

一五六〇年、桶狭間の合戦前夜。
緊張感漂う清洲城で、織田信長は扇子を手に敦盛を舞い、静かにある決意を固めていた。
やがて信長は一つの作戦を示す。あまりの無謀さに家臣の猛反対にあう中、信長だけに見えていた勝利への道筋とは。
動乱の時代を駆け抜けた織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼ら六将の目を通して“戦国”を活写した連作短編集。
ⒸTow Ubukata
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書誌情報
紙版
発売日
2020年08月12日
ISBN
9784065206287
判型
A6
価格
定価:858円(本体780円)
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年08月12日
JDCN
06A0000000000229801E
初出
本書は2017年10月に小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第七回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。マンガ原作やアニメ脚本も手がけるなど、様々なジャンルで活躍している。