
マイページに作品情報をお届け!
記憶書店うたかた堂の淡々
キオクショテンウタカタドウノタンタン
- 著: 野村 美月

「文学少女」シリーズの野村美月、待望の最新作!
忘れたい人は、いますか。
忘れられたい人は、いますか。
静乃の優しすぎる恋人、誠が突如失踪した。職場に連絡すると彼は一年前に亡くなっているという。では、彼は一体誰だった?
静乃の脳内に存在する、自分のものではない思い出。これは人の記憶が綴られた書物を売買する、うたかた堂の仕業か。記憶に浮かぶ海を、静乃は目指した。冷めた目をした美貌の青年が書物を繙くとき、心に秘めた過去が、秘密が、願いが、解き明かされる!
ⒸMizuki Nomura
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2020年07月22日
ISBN
9784065204047
判型
A6
価格
定価:792円(本体720円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社タイガ
電子版
発売日
2020年07月21日
JDCN
06A0000000000221003Y
著者紹介
【野村美月(のむら・みづき)】 2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。講談社タイガより『晴追町には、ひまりさんがいる。』シリーズ二作を刊行している。