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さんかく窓の外側は夜 映画版ノベライズ
サンカクマドノソトガワハヨルエイガバンノベライズ

「私といれば怖くなくなりますよーー。」
書店で働く三角康介は、幼い頃から霊が見える体質に悩まされていた。
恐ろしい姿をした彼らが恐ろしく、人間と幽霊を区別するためメガネが手放せない。
ある日、書店に冷川理人と名乗る男が訪れる。
「私といれば怖くなくなりますよ」という言葉に心を動かされ、三角は冷川の”仕事”を手伝うことに。
だが、あるバラバラ殺害事件に関係する霊が、祓われる際に恐ろしい言葉を残す。
「ヒウラエリカに騙された」
ヒウラエリカとは何者なのか? なぜ、霊を”騙し”ているのか。
3人の”運命”が交わる時、東京中を巻き込む大事件が起きる。
ⒸMomo Tachibana
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書誌情報
紙版
発売日
2020年11月13日
ISBN
9784065209523
判型
A6
価格
定価:682円(本体620円)
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年11月13日
JDCN
06A0000000000234809X
初出
本書は、映画『さんかく窓の外側は夜』(脚本 相沢友子)の小説版として著者が書下ろした作品です。
著者紹介
1984年、愛知県生まれ。2000年、『翼をください』で第7回講談社X文庫ティーンズハート大賞佳作を受賞しデビュー。「忍者だけど、OLやってます」シリーズなどのオリジナル作品に加え、『白猫プロジェクト 大いなる冒険の始まり』『リトルウィッチアカデミア でたらめ魔女と妖精の国』『小説 透明なゆりかご』『小説 空挺ドラゴンズ』などのノベライズも手がける。
1981年5月9日生まれ。 2005年のデビュー後、すぐに「ねこぜの夜明け前」で講談社「アフタヌーン」主催の四季賞、夏・四季賞を受賞。 19年には「違国日記」がマンガ大賞4位に入賞する。主な作品に『BUTTER !!! 』『ひばりの朝』『さんかく窓の外側は夜』(本書原作コミック)『花井沢町公民館便り』などがあり、幅広い層の支持を得ている。
その他: 相沢 友子(アイザワ トモコ)
1991年シンガーソングライターとしてデビュー。 1999年に小説『COVER』で第15回太宰治賞に入選しその後に脚本家に転身。 フジテレビ系のドラマ『恋ノチカラ』『鹿男あをによし』や、『さんかく窓の外側は夜』の脚本などを手掛けた。