ステイホームの密室殺人 1 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー

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ステイホームの密室殺人 1 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー

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星海社FICTIONS

緊急事態宣言からの「ステイホーム」のかけ声とともに一瞬で変わってしまった日常を舞台に、ミステリー界の珠玉の才能たちが競演する「ステイホームの密室殺人」!

織守きょうや「夜明けが遠すぎる」
アルバイト先の突然の休業で困窮した小悪党とその弟分は、オンライン飲み会のアリバイ工作をして殺人を実行するが、その目論見は脆くも崩れ去りーー!?

北山猛邦「すべての別れを終えた人」
新型コロナウイルスを避けて地方に疎開した女が、バラバラの焼死体として発見された。果たしてその真相はーー。限りなき終末感とともに、名探偵・綿里外が現れる!

斜線堂有紀「Stay sweet, sweet home」
ステイホームで適切な距離(ディスタンス)が取れず、険悪ムードのとある家族に起こった不慮の死は事件か事故か? オンライン越しに示される推理が冴え渡る!

津田彷徨「不要不急の殺人」
とある老人ホームで、新型コロナウイルス感染が疑われる一人の入所者が急死を遂げた。死因究明に取り組む若き医師がたどり着いた真実とはーー!? 現役医師作家が描く医療ミステリー。

渡辺浩弐「世界最大の密室」
全人類が引きこもり生活を送る中、「世界最大の密室」と化した「無人の街」で発見された謎の死体。彼はいったいなぜ、どのように殺されて街に現れたのか?

Book Design/円と球


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書誌情報

紙版

発売日

2020年08月19日

ISBN

9784065206522

判型

B6

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

240ページ

シリーズ

星海社FICTIONS

著者紹介

著: 織守 きょうや(オリガミ キョウヤ)

1980年、イギリス・ロンドン生まれ。デビュー作から始まる“霊感検定シリーズ”(講談社)のほか、日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞した『記憶屋』(角川ホラー文庫)などの著作がある。

著: 北山 猛邦(キタヤマ タケクニ)

2002年、『『クロック城』殺人事件』(講談社ノベルス)で第24回メフィスト賞を受賞しデビューする。代表作として、デビュー作に端を発する『『瑠璃城』殺人事件』(講談社ノベルス)などの一連の<城シリーズ>などがある。

著: 斜線堂 有紀(シャセンドウ ユウキ)

2016年、第23回電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞を受賞しデビュー。受賞作『キネマ探偵カレイドミステリー』シリーズのほか、主な著作に『コールミー・バイ・ノーネーム』(星海社FICTIONS)などがある。

著: 津田 彷徨(ツダ ホウコウ)

1983年、兵庫県生まれ。内科医として勤務する傍ら執筆活動を開始し、2014年『やる気なし英雄譚』(MFブックス)でデビュー。ほか『ネット小説家になろうクロニクル』(星海社FICTIONS)、『転生太閤記』(カドカワBOOKS)などの著作がある。

著: 渡辺 浩弐(ワタナベ コウジ)

小説家・ライター。ゲーム制作会社(株)GTV代表を務める。代表作に「ゲーム・キッズ」「iKILL」の各シリーズ(ともに星海社FICTIONS)、『吐田君に言わせるとこの世界は』(講談社)などがある。

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