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香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉
カナリヤヲシッテイマスカカナリヤシリーズ4シンソウバン
- 著: 北森 鴻

出会いはひととき、思い出は永遠。
ビアバー《香菜里屋》からメニューが消えた訳とは。
そして、ついに明かされるマスターの過去――。
ミステリー史に輝く傑作、感動の完結!
突如、ビアバー《香菜里屋》からメニューが消えた。
マスター工藤と同じ店で修業したバーマンの香月は、
友の変化を耳にし、かつて二人が経験した悲しい出来事を思い出す。
工藤が待ち続けた人物が、ついに現れたのか――(「終幕の風景」)。
連作短編ミステリーの金字塔、感動の最終巻!
未完の「双獣記」も収録。
解説 大矢博子
ⒸRika Asano 2021
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書誌情報
紙版
発売日
2021年06月15日
ISBN
9784065208137
判型
A6
価格
定価:792円(本体720円)
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2021年06月15日
JDCN
06A0000000000315641E
初出
この作品は2011年4月、小社より文庫として刊行されたものの新装版です。
著者紹介
1961年山口県生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業。’95 年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川 哲也賞を受賞しデビュー。’99 年『花の下にて春死なむ』(本書)で第 52 回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門を受賞した。他の著書に、本書と『花の下にて春死なむ』『桜宵』『螢坂』の〈香菜里屋〉シリーズ、骨董を舞台にした〈旗師・冬狐堂〉シリーズ 、民俗学をテーマとした〈蓮丈那智フィールドファイル〉シリーズなど多数。2010 年 1月逝去。