ゆめ

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ゆめ

ユメ

おふとんにしずむ、わたし。わたしのみるゆめは、雨のなかカタツムリとのお散歩。わたしのみるゆめは、こわいものがいる暗い森。わたしのみるゆめは、綿毛とぶ気持ちいい花畑。そして……。眠りにおちる少女の思いを流れのままに描いた、ゆめの絵本。

内田麟太郎との最初の絵本『おもいで』では詩情あふれる情景を幻想的に描き、料理家・文筆家の高山なおみの自伝的絵本『どもるどだっく』では本能に生きる少女を大胆に描き、『ミツ』では愛猫との別れの体験を繊細に描くなど、注目の絵本を描き続けている画家、中野真典。その最新作は『ゆめ』をテーマに、眠りの風景を描く。ときに幻想的に、ときに大胆に、本能をゆさぶる絵で見る者の心をとらえて離さない、中野真典最新作。


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書誌情報

紙版

発売日

2020年12月21日

ISBN

9784065216170

判型

A4横長

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

36ページ

シリーズ

講談社の創作絵本

著者紹介

作: 中野 真典(ナカノ マサノリ)

1975年兵庫県生まれ。画家、絵本作家。大阪芸術大学卒業。在学中より障害児の学童保育で働き、卒業後保育士となる。子どもたちと過ごした時間、シベリア鉄道でのチェコへの旅、ダンサーをはじめとした様々な表現者と寝食をともにした若き日々……。目の前のもの、そこにある現象を体を通して描く。おもな絵本に『おもいで』(作・内田麟太郎)『おはなしトンネル』(ともにイースト・プレス)、『りんごちゃん』(BL出版)、『かかしのしきしゃ』(理論社)、『ほのちゃん』(WAVE出版)、『はじめての はじまり』(文・中川ひろたか 小学館)、愛猫ミツとの別れを描いた『ミツ』(佼成出版社)、高山なおみとの共著に『どもるどだっく』(ブロンズ新社)、『ほんとだもん』(BL出版)、『それから それから』(リトルモア)などがある。また、2018年には自身で立ち上げたレーベル「くちぶえ書房」から『旅芸人の記録』を出版。現在は兵庫県小野市に暮らしながら、神戸・大阪・京都・東京などを中心に、各地で個展を続けている。

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