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攫い鬼 怪談飯屋古狸
サライオニカイダンメシヤフルダヌキ
- 著: 輪渡 颯介

行方知れずの子供そして
古狸の主(あるじ)・亀八はどこに?
人と猫に優しい虎太が歩けば、幽霊と犬に当たる!?
『古道具屋 皆塵堂』の著者、人気シリーズ大団円!
怖がりなのに、困っている人は幽霊でも見過ごせない虎太ゆえ……
怪談を聞かせるか“怖い場所”に行くと無代(ただ)なる妖しい飯屋「古狸」。
そこに看板娘・お悌と好物の茄子を目当てに通う二十歳の若者・虎太。
「うちの子を捜して」と告げる女の幽霊が出る場所に泊まり込んだ虎太は、
「しんきち」という子供を捜すことになるが……。
そして九ヵ月前に家を出たお悌らの父・亀八はどこに? シリーズ完結!
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書誌情報
紙版
発売日
2020年11月11日
ISBN
9784065214992
判型
四六
価格
定価:1,705円(本体1,550円)
ページ数
258ページ
著者紹介
輪渡颯介(わたり・そうすけ) 1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。 『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、2008年にデビュー。 怪談と絡めた時代ミステリーを独特のユーモアを交えて描く。 好評の『古道具屋 皆塵堂』シリーズに続いて『別れの霊祠』で完結した『溝猫長屋 祠之怪』シリーズも人気に。 他の著書に『ばけたま長屋』『悪霊じいちゃん風雲録』などがある。