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質屋の娘 駕籠屋春秋 新三と太十
シチヤノムスメカゴヤシュンジュウシンザトタジュウ
- 著: 岡本 さとる

難題かかえた客を乗せ、粋な駕籠舁き、江戸を奔る。
軟禁された箱入り娘の心の闇を新三と太十は晴らせるか?
「駕籠屋春秋 新三と太十」シリーズ2ヵ月連続刊行!
講談社文庫創刊50周年書下ろし作品
新三(しんざ)と太十(たじゅう)が舁く駕籠は乗って安心と大評判。
そんな二人に思わぬ依頼。
悪評絶えない男に拐かされた質屋の娘を救い出し、運ぶというものだ。
無事に親許へ届けた二人だが、後日、娘と軟禁男の密会を目撃してしまう。
事件の奇妙な展開に、情に厚い駕籠舁きたちが真相求め動き出す。
温かさが胸に広がる第二弾。
<第二巻のお客>
一 質屋の娘
色事師に囚われた娘の許へ。駕籠で救い出される娘の様子に違和感が!?
二 新太
ワケありの父持つ子供がお客様。人形町の“駕籠留”は大騒ぎ!
三 男の矜持
殺気を放つ武士を運んで剣術道場へ。中の光景に新三と太十が立ちすくむ。
Ⓒ岡本さとる
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目次
一 質屋の娘
二 新太
三 男の矜持
書誌情報
紙版
発売日
2021年02月16日
ISBN
9784065224137
判型
A6
価格
定価:726円(本体660円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2021年02月16日
JDCN
06A0000000000273370G
著者紹介
1961年、大阪市出身。立命館大学卒業。 松竹株式会社入社後、新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。 1986年、南座「新必殺仕事人 女因幡小僧」で脚本家デビュー。 以後、江科利夫、岡本さとるの筆名で、劇場勤務、演劇製作の傍ら脚本を執筆する。 1992年、松竹退社。フリーとなり、脚本、演出を手がける。 2010年、小説家デビュー、数多くのシリーズを上梓する。