
マイページに作品情報をお届け!
偶然の聖地
グウゼンノセイチ
- 著: 宮内 悠介

地図になく、検索でも見つからないイシュクト山。
時空がかかった疾患により説明不能なバグが相次ぐ世界で、
「偶然の聖地」を目指す理由(わけ)ありの4組の旅人たち。
秋のあとに訪れる短い春「旅春」、世界を修復(デバック)する「世界医」。
国、ジェンダー、S N S--ボーダーなき時代に鬼才・宮内悠介が描く物語という旅。
ⒸYusuke Miyauchi
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2021年09月15日
ISBN
9784065223406
判型
A6
価格
定価:836円(本体760円)
ページ数
384ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2021年09月15日
JDCN
06A0000000000366160M
初出
この作品は、2019年4月に、小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
宮内 悠介(みやうち ゆうすけ) 1979(昭和54)年東京生れ。1992(平成4)年までニューヨーク在住、早稲田大学第一文学部卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。2012年の単行本デビュー作『盤上の夜』は直木賞候補となり、日本SF大賞を受賞。2013年、『ヨハネスブルグの天使たち』も直木賞候補となり、日本SF大賞特別賞を受賞した。同年に「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞。2016年、『アメリカ最後の実験』が山本周五郎賞候補になる。2017年、『彼女がエスパーだったころ』で吉川英治文学新人賞、前年芥川賞候補となった『カブールの園』で三島由紀夫賞を受賞。2018年、『あとは野となれ大和撫子』で第49回星雲賞(日本長編部門)受賞。2020年『遠い他国でひょんと死ぬるや』で芸術選奨新人賞受賞。
オンライン書店一覧
既刊・関連作品一覧
製品関連情報
-
お知らせ
『偶然の聖地』が〈本の雑誌が選ぶ2019年度ベスト10〉の第4位に選出されました!