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邪神の天秤 警視庁公安分析班
ジャシンノテンビンケイシチョウコウアンブンセキハン
- 著: 麻見 和史

「日本の警察に何ができる? あいつらは無能だよ」爆破事件の最中、有力政治家殺害事件が発生。遺体からは臓器が抜かれ、心臓と羽根を乗せた天秤が残されていた。公安部に異動したばかりの刑事・鷹野秀昭は、持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとするが、周囲から、公安には公安のやり方があると一蹴されてしまう。秘密主義が蔓延る公安で、打つ手はあるのか? 十一係<殺人分析班>シリーズと対をなす弩級の新シリーズ開幕!
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書誌情報
紙版
発売日
2021年03月05日
ISBN
9784065227916
判型
新書
価格
定価:990円(本体900円)
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社ノベルス
著者紹介
1965年千葉県生まれ。立教大学文学部卒業。2006年に『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。大学の解剖学教室を舞台にした医療ミステリーで高く評価される。新人女性刑事・如月塔子が、個性豊かな捜査一課の仲間と共に難事件に挑む、『石の繭 警視庁捜査一課十一係』が、警察小説の新機軸に挑んだ作品として人気を集め、シリーズ化。『蟻の階段』『水晶の鼓動』『虚空の糸』『聖者の凶数』『女神の骨格』『蝶の力学』『雨色の仔羊』『奈落の偶像』『鷹の砦』『凪の残響』『天空の鏡』『賢者の棘』(講談社)が刊行されている。他の著書に、『真夜中のタランテラ』(東京創元社)、『特捜7―銃弾―』(新潮社)がある。今後、さらなる活躍が期待されるミステリー界の気鋭。