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雨やどり 駕籠屋春秋 新三と太十
アマヤドリカゴヤシュンジュウシンザトタジュウ
- 著: 岡本 さとる

駕籠舁きたちの心意気に涙が止まらない。
優しく爽やかな江戸の人情
これぞ、岡本さとるの真骨頂!
文庫書下ろし
おそのという女が川へ身投げするのを防いだ駕籠舁き・太十。自分のせいで何人もの人が死んだと嘆く彼女は、無実の罪を着せられていたらしい。口封じを狙う凶賊から彼女を守るため、太十は相棒の新三と暗躍するが、普段は冷静な太十の心は乱れるばかり。彼に一体何が。正義が胸を打つ第三弾。
<第三巻のお客>
一 不死身の男
喧嘩無敵の父と優男の息子。家族のもめ事に新三と太十が巻き込まれる。
二 帰ってきた男
ほら吹き親爺が駕籠に乗り込む。それが大事件の始まりだった!
三 雨やどり
“駕籠留”の面々が言葉を失う身投げ女の悲しき過去とは?
Ⓒ岡本さとる
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目次
一 不死身の男
二 帰ってきた男
三 雨やどり
書誌情報
紙版
発売日
2021年09月15日
ISBN
9784065249055
判型
A6
価格
定価:726円(本体660円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2021年09月15日
JDCN
06A0000000000366151K
著者紹介
1961年、大阪市出身。立命館大学卒業。 松竹株式会社入社後、新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。 1986年、南座「新必殺仕事人 女因幡小僧」で脚本家デビュー。 以後、江科利夫、岡本さとるの筆名で、劇場勤務、演劇製作の傍ら脚本を執筆する。 1992年、松竹退社。フリーとなり、脚本、演出を手がける。 2010年、小説家デビュー、以来、「取次屋栄三」「剣客太平記」「居酒屋お夏」など人気シリーズを次々上梓。