大仏破壊　ビンラディン、９・１１へのプレリュード

世界中の人々に衝撃を与えた、タリバンによるバーミアン遺跡の大仏破壊。
そのウラには、国際テロ組織アルカイダを率いる、オサマ・ビンラディンの策略があった。

2001年3月、アフガニスタンのバーミアン大仏がタリバン政権によって爆破された。
その半年後、の9月11日、悪夢のニューヨーク同時多発テロが起きる。
テロ戦争へ突き進むビンラディンとアルカイダの策謀がうごめいていた！
講談社ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞した
『戦争広告代理店』の著者が綿密な取材を積み重ね、かつてない壮大なスケールで切り込む。
「9・11」の前奏曲（プレリュード）ともいうべき「大仏破壊」の真実が明らかにされる。

第３６回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。

ⒸToru Takagi 2022

書誌情報

電子版

• 発売日: 2022年04月06日
• JDCN: 06A0000000000437447T

著者紹介

著： 高木　徹（タカギ　トオル）

1965年東京都生まれ。東京大学卒業後、NHKにディレクターとして入局、2000年10月放送のNHKスペシャル「民族浄化～ユーゴ・情報戦の内幕～」が 優秀なテレビ番組におくられるカナダのバンフテレビ祭「ロッキー賞（社会・政治ドキュメンタリー部門）」候補作に。 同番組の取材をもとに執筆した『戦争広告代理店』は、講談社ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をW受賞した。 本作『大仏破壊』では、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。