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点 きみとぼくはここにいる
テンキミトボクハココニイル
- 文・絵: ジャンカルロ・マクリ ,
- 文・絵: カロリーナ・ザノッティ ,
- 訳: 内田 也哉子

「ひとり ひとり みんなで つくる世界は
きっと 息をのむほど 美しいのだから。」(訳者 内田也哉子 あとがきより)
***
●「やぁ、ぼくは点だよ! ここには友だちもいて 食べ物も 楽しいこともいっぱいある」
○「こんにちは、わたしは点です。ここには住むところも 食べるものも 楽しむことも ありません」
それぞれの環境が異なる、黒い点と白い点。
救いの手を差し伸べ、ともに生きることはできるのか?
点というモチーフを用いて、難しい移民難民問題について、お子さんが直感的に理解し考えることを促す翻訳絵本。
貧困や差別、人種、難民など世界規模の問題を「他人ごと」ではなく「自分ごと」として捉えることが求めらている現代。
この絵本は、「連帯」「共助」「思いやり」などについて話しをするきっかけになってくれます。
グラフィカルで手描きのおしゃれなデザインは、大人も楽しめる、世代を超えた一冊です。
訳者は海外在住経験もあり、樹木希林との共著『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)、脳科学者・中野信子との共著『なんで家族を続けるの?』(文春新書)、翻訳絵本に『たいせつなこと』(フレーベル館)をはじめ、多くの出版社で絵本などを手掛ける内田也哉子氏。
ⒸNuiNui
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書誌情報
紙版
発売日
2022年11月28日
ISBN
9784065278888
判型
B4変型
価格
定価:1,980円(本体1,800円)
ページ数
48ページ
シリーズ
講談社の翻訳絵本
電子版
発売日
2022年11月25日
JDCN
06A0000000000581274N
著者紹介
1976年東京生まれ。エッセイ執筆を中心に、翻訳、作詞、バンド活動”sighboat"、ナレーションなど、言葉と音の世界に携わる。幼少のころより日本、米国、スイス、フランスで学ぶ。三児の母。著書に『会見記』『BROOCH』(ともにリトルモア)、樹木希林との共著に『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)、脳科学者・中野信子との共著に『なんで家族を続けるの?』(文春新書)など。絵本の翻訳作品に『たいせつなこと』(フレーベル館)、『岸辺のふたり』(くもん出版)、『ピン! あなたの こころの つたえかた』(ポプラ社)、『こぐまとブランケット 愛されたおもちゃのものがたり』(早川書房)、『ママン-世界中の母のきもち-』(パイインターナショナル)などがある。季刊誌「週刊文春WOMAN」にてエッセイ「BLANK PAGE」、月刊誌「家庭画報」にて季節連載「衣だより」を連載中。初作『ペーパームービー』(朝日出版社)が好評につき2021年11月に復刊。Eテレ「no art, no life」(毎週日曜 05:55~)では語りを担当。2022年5月公開の映画「流浪の月」に出演。