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「じぶん」のはなし
ジブンノハナシ

「みんなも、たまごだったんだよ。とりや さかなや むしと おなじだね」
読んで、感じて、考える。子どもから大人まで、世界一わかりやすい養老孟司の本!
わたしたちをとりまく自然。そこにはたくさんの生きものがいます。
それらの生きものと自分とのかかわりを、先生と子どもたちが考えていきます。
ヒトと世界のかかわりを、『バカの壁』など多くの教養書でベストセラーを持つ養老孟司先生の語りかけと、のびのびとしたタッチに定評のある横山寛多氏のイラストで描く絵本です。
養老先生と子どもたちが昆虫採集に向かう、というストーリーの中に、養老先生の自然や人へのまなざしや、子どもたちに伝えたいエッセンスが、平易であたたかいことばでぎゅっと凝縮されています。
子どもから大人まで、すべての世代の方におすすめの、自分の人生を楽しむヒントと示唆に富んだ作品です。
ⒸTakeshi Yoro/Kanta Yokoyama
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書誌情報
紙版
発売日
2022年06月04日
ISBN
9784065279861
判型
A12取
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
36ページ
電子版
発売日
2022年06月02日
JDCN
06A0000000000489717Y
著者紹介
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入り、東京大学教授となる。退官後、東京大学名誉教授、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。京都国際マンガミュージアム名誉館長。著書に『からだの見方』(筑摩書房/サントリー学芸賞)、『バカの壁』(新潮社/毎日出版文化賞受賞)ほか多数。子どもの頃からの虫好きで、現在も日本だけでなく世界各地へと採集に出かけ、標本を作って研究を続けている。10万点もの昆虫標本を所蔵。ライフワークはゾウムシの分類研究。
1980年、神奈川県鎌倉市生まれ。多摩美術大学油画科卒業。絵本に『しのぶよ しのぶよ』(若芽舎)、『なんだこれは』(偕成社)などのほか、雑誌・新聞・広告のイラストレーションも手掛ける。鎌倉市内を中心に店舗のロゴや地域ポスターをデザインするなど、地元に根付いた活動も多い。鎌倉の山をフィールドにした子どもたちの昆虫観察会では養老孟司氏の助手を務めた。好きな虫はハナムグリ。