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雨の日が好きな人
アメノヒガスキナヒト
──小学6年生の七海は、お母さんが再婚し、あたらしいお父さんとあたらしいおねえちゃんができて、大喜びした。でも、家族になるのは、そんなに簡単なことではなかった。会ったことのないおねえちゃんに嫉妬し、七海はもがく。
入院中のおねえちゃんは、泣き言を言わないし、弱音もはかず、まわりのことを気遣ってばかりだ。七海はだんだん自分が恥ずかしくなっていくが……。
小さいお姉ちゃんと新しいお父さんの間で、複雑な家庭の中で揺れる少女の心を描いた、うつのみや子ども賞&日本児童文学者協会賞受賞作家の感涙小説。
ⒸMadoka Sato,2022
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書誌情報
紙版
発売日
2022年10月05日
ISBN
9784065281178
判型
四六
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
224ページ
電子版
発売日
2022年10月04日
JDCN
06A0000000000558267G
著者紹介
『水色の足ひれ』(第22回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞・BL出版)で作家デビュー。主な著書に『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(第28回うつのみやこども賞受賞)『ぼくのネコがロボットになった』『リジェクション 心臓と死体と時速200km』(以上、講談社)、『セイギのミカタ』(フレーベル館)、『つくられた心』(ポプラ社)、『一〇五度』(第64回青少年読書感想文全国コンクール中学生部門課題図書)『アドリブ』(第60回日本児童文学者協会賞受賞)『世界とキレル』(いずれも、あすなろ書房)など。 イタリア在住。日本児童文学者協会会員。季節風同人。
イラストレーター、漫画家。“日常の中のふしぎなモノ・コト"をテーマに、個展やグループ展などでも作品を発表。書籍の装画、挿絵のほか、広告やグッズなど、幅広く活躍中。