京都陰陽寮謎解き滅妖帖

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京都陰陽寮謎解き滅妖帖

キョウトオンヨウリョウナゾトキメツヨウチョウ

星海社FICTIONS

古より超常の力を継承する国家公務員“陰陽師”が、妖から人知れず人倫を守護する玲和の世。
陰陽師育成機関・京都陰陽寮明學院に通う狩埜師実が遭遇するのは、陰陽術の存在を以ってしても不可解な怪事件!
臓腑を喰らう妖蛇、呪詛封じの古御堂での密室殺人、継承の儀を妨げる黒い藁人形……その魔手を追うなかで、ついに師実は己が一族の宿敵と相まみえるーー!

デビュー作『刀と傘』でいきなり〈本格ミステリ大賞〉に輝いた大器、時代浪漫本格の継承者・伊吹亜門が挑む新境地!
謎を暴き妖魔を斬る、学園退魔ファンタジー×本格ミステリ!

<星海社 令和の新本格ミステリカーニバル>シリーズ、開幕!

新本格ミステリの父と謳われた名編集者・宇山日出臣が没して十五年余り。昭和に始まったこの新本格ミステリ・ムーブメントはその発端となった「小説」の垣根を越え、漫画・舞台・映像・ゲームなどあらゆる表現ジャンルへと飛翔を続けています。
だからこそ、我々星海社はあえてこの令和の世に「新本格ミステリ」を真正面から標榜し、原点たる「小説」として問い直したいと思います。

「新本格ミステリ」の魂(スピリット)を愛し、次代へと発展、継承すべく集ったとっておきにして腕ききの小説家陣による「新本格ミステリ」の、最前線にして現在の到達地点を、どうか存分にお楽しみください。

星海社FICTIONS編集長 太田克史


ⒸAmon Ibuki

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書誌情報

紙版

発売日

2022年06月29日

ISBN

9784065280638

判型

B6

価格

定価:1,485円(本体1,350円)

ページ数

272ページ

シリーズ

星海社FICTIONS

電子版

発売日

2022年06月28日

JDCN

06A0000000000524424D

著者紹介

著: 伊吹 亜門(イブキ アモン)

ミステリ作家。1991年、愛知県生まれ。同志社大学ミステリ研究会出身。「監獄舎の殺人」でミステリーズ!新人賞を最年少受賞。2018年に同作を収録した『刀と傘 明治京洛推理帖』(東京創元社)で単行本デビューし、翌年に本格ミステリ大賞を受賞した。このほか著作に、『刀と傘』の前日譚となる『雨と短銃』(東京創元社)、『幻月と探偵』(KADOKAWA)がある。

イラスト: 久賀 フーナ(クガ フーナ)

透明感ある光の表現と鮮烈な色使いを駆使する新鋭イラストレーター。装画を手がけた小説作品に『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』(星海社FICTIONS/天袮涼)がある。

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