グリム兄弟とアンデルセン

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グリム兄弟とアンデルセン

グリムキョウダイトアンデルセン

講談社学術文庫

「ヘンゼルとグレーテル」や「赤ずきん」を伝えた勤勉な学者肌のグリム兄弟と、「人魚ひめ」や「マッチ売りの少女」を生んだ奔放な旅人アンデルセン。対照的な人生を送った童話の巨星たちのあいだには、しかし実際の接触のみならず、意外な共通点もあって……。
童話の最高峰と並び称される両者の著作と生涯を突き合わせることで見えてくる、童話に秘められた深層、そしてそこに表れる深い人間理解とは?
全集の翻訳も手掛けたドイツ文学の第一人者が共感あふれる筆致で綴った、忘れがたい一冊。

[本書の内容]
まえがき
1 アンデルセンとグリム兄弟との出会い
2 グリム兄弟の生涯
3 アンデルセンの生涯
4 学究者と作家――著作の比較
5 生の軌跡――愛と孤独
6 メルヒェンの語り手
7 グリム兄弟と私
8 アンデルセンと私
9 結び
グリム兄弟とアンデルセンの年表


Ⓒ 

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目次

まえがき
1 アンデルセンとグリム兄弟との出会い
2 グリム兄弟の生涯
3 アンデルセンの生涯
4 学究者と作家――著作の比較
5 生の軌跡――愛と孤独
6 メルヒェンの語り手
7 グリム兄弟と私
8 アンデルセンと私
9 結び
グリム兄弟とアンデルセンの年表

書誌情報

紙版

発売日

2022年05月12日

ISBN

9784065281550

判型

A6

価格

定価:1,012円(本体920円)

通巻番号

2719

ページ数

216ページ

シリーズ

講談社学術文庫

電子版

発売日

2022年05月11日

JDCN

06A0000000000490163D

初出

本書の原本は、1987年に東京書籍より刊行されました。

著者紹介

著: 高橋 健二(タカハシ ケンジ)

1902-1998年。東京生まれ。東京帝国大学独文科卒業。ドイツ文学者。中央大学名誉教授。第8代ペンクラブ会長,日本アンデルセン協会会長を歴任。訳書に『グリム童話全集』『アンデルセン童話全集』,著書に『ヘルマン・ ヘッセ』ほか多数。

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