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クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介
クローゼットファイルシタテヤタンテイキリガヤキョウスケ
- 著: 川瀬 七緒

隠しても隠せない。服がすべてを自白してしまう。真犯人も、知りたくなかった過去も。
こんな解決見たことない! 迷宮入り事件を次々に看破する仕立屋探偵が挑む、6つの事件。
捨て子の着衣のリメイク痕、中学生の制服の不自然なシワ、饒舌に語り出すヴィンテージ生地ーーこの男には、人に見えない真相が見える。
大好評『ヴィンテージガール』に続く、仕立屋探偵・桐ヶ谷京介の事件簿!
桐ヶ谷京介
名だたるハイブランドと職人、町工場とのマッチングを行う服飾ブローカー。服飾と美術解剖学の達人。共感度が高すぎて涙もろい。
水森小春
ヴィンテージショップ店長にして人気ゲーム実況配信者。骨董の知識で桐ヶ谷に協力する。外見と裏腹に毒舌かつド直球。
南雲隆史
桐ヶ谷の能力を借りて迷宮入り事件の再捜査を行う、杉並警察署のベテラン警部。
八木橋充
杉並警察署で未解決事件捜査に当たる巡査部長。ゲーム実況者小春の大ファン。
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目次
ゆりかごの行方
緑色の誘惑
ルーティンの痕跡
攻撃のSOS
キラー・ファブリック(書き下ろし)
美しさの定義(書き下ろし)
書誌情報
紙版
発売日
2022年07月27日
ISBN
9784065285091
判型
四六変型
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
304ページ
初出
「ゆりかごの行方」…「小説現代」2021年8月号、「緑色の誘惑」…「小説現代」2021年9月号、「ルーティンの痕跡」…「小説現代」2021年10月号、「攻撃のSOS」…「小説現代」2021年11月号、「キラー・ファブリック」「美しさの定義」…書き下ろし。
著者紹介
1970年福島県生まれ。文化服装学院服飾科・デザイン専攻科卒。デザイナーの傍ら20007年から小説執筆を開始し、’11年『よろずのことに気をつけよ』で第57回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。「法医昆虫学捜査官」シリーズ、「賞金稼ぎスリーサム!」シリーズなどの人気シリーズの他、近著に『テーラー伊三郎』『うらんぼんの夜』など。2021年『ヴィンテージガール 仕立屋探偵桐ヶ谷京介』が第四回細谷正充賞を受賞し、日本推理作家協会賞長編部門候補作となる。