超怖い物件

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電子あり

超怖い物件

チョウコワイブッケン

講談社文庫

その家には、何かある。
超一流作家たちによる、絶対近づいてはいけない、
身の毛もよだつ「怖い物件」怪談集!

古民家を買った男は、なぜ家の中にある氷室のことが気になってならないのか(宇佐美まこと「氷室」)
自殺した妹の部屋が、しばらく後に訪ねていくと、元通りに復元されている(神永学「妹の部屋」)
家の真ん中にある座敷牢は、誰を閉じ込めるためのものだったのか(黒木あるじ「牢家」)
その家は、何か変だ(平山夢明「ろろるいの家」)。

――ほか、計11編。【文庫オリジナル】


ⒸMakoto Usami/Teru Oshima/Tetsuzo Fukuzawa/Toshiaki Shiyana/Kannon Hanabusa/Manabu Kaminaga/Ichi Sawamura/Aruji Kuroki/Shindo Gonai/Koen Roka

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書誌情報

紙版

発売日

2022年09月15日

ISBN

9784065288429

判型

A6

価格

定価:748円(本体680円)

ページ数

320ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2022年09月15日

JDCN

06A0000000000543800V

初出

「小説現代」2020年9月号/2022年9月号

著者紹介

著: 平山 夢明(ヒラヤマ ユメアキ)

1961年神奈川県生まれ。1994年『異常快楽殺人』でデビュー。2006年「独白するユニバーサル横メルカトル」で日本推理作家協会賞を、2010年に『ダイナー』で日本冒険小説協会賞を受賞。著書に『メルキオールの惨劇』『デブを捨てに』『あむんぜん』『八月のくず』など。

著: 宇佐美 まこと(ウサミ マコト)

1957年愛媛県生まれ。2006年『るんびにの子供』で『幽』怪談文学賞大賞を受賞しデビュー。2017年『愚者の毒』で日本推理作家協会賞を受賞。著書に『展望塔のラプンテェル』『ボニン浄土』『月の光の届く距離』『夢伝い』など。

著: 大島 てる(オオシマ テル)

不動産の事故物件の情報提供をしている企業および事故物件情報WEBサイトの名称。日本全国および外国の殺人事件、自殺、火災などの事件や事故で死亡者の出た物件を無料公開している。

著: 福澤 徹三(フクザワ テツゾウ)

1962年福岡県生まれ。2008年『すじぼり』で大藪春彦賞を受賞。著書に『黒い百物語』『真夜中の金魚』『群青の魚』、糸柳寿昭氏との共著『忌み地 惨 怪談社奇聞録』など。

著: 糸柳 寿昭(シヤナ トシアキ)

怪談社所属の怪談師。語り手以外にもイベントや番組の構成・演出も担当。著書に『とこよかいわ』、福澤徹三氏との共著『忌み地 惨 怪談社奇聞録』など。

著: 花房 観音(ハナブサ カンノン)

1971年兵庫県生まれ。2010年『花祀り』で団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。著書に『女の庭』『指人形』『京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男』「まつり」シリーズなど。

著: 神永 学(カミナガ マナブ)

1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でデビュー。著書に「心霊探偵八雲」「天命探偵」「怪盗探偵山猫」「浮雲心霊奇譚」 「悪魔と呼ばれた男」などのシリーズ作品、『ガラスの城壁』『コンダクター』などがある。

著: 澤村 伊智(サワムラ イチ)

1979年大阪府生まれ。2015年『ぼぎわんが、来る』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。著書に『予言の島』『うるはしみにくし あなたのともだち』『邪教の子』『怖ガラセ屋サン』『怪談小説という名の小説怪談』など。

著: 黒木 あるじ(クロキ アルジ)

1976年青森県生まれ。2009年『おまもり』でビーケーワン怪談大賞佳作を、『ささやき』で『幽』怪談実話コンテストブンまわし賞を受賞し、2010年『怪談実話 震』でデビュー。著書に「怪談実話」シリーズ、『黒木魔奇録 狐憑き』など。

著: 郷内 心瞳(ゴウナイ シンドウ)

1979年宮城県生まれ。拝み屋、作家。2013年「調伏」「お不動さん」で『幽』怪談実話コンテストで大賞を受賞。著書に「拝み屋怪談」シリーズ、「拝み屋備忘録」シリーズ、「拝み屋異聞」シリーズなど。

著: 芦花 公園(ロカ コウエン)

東京都生まれ。カクヨムに投降した作品のうちの一篇である「ほねがらみ―某所怪談レポート」が話題となり、『ほねがらみ』として書籍化され、デビュー。他の著書に『異端の祝祭』『漆黒の慕情』『とらすの子』など。

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