だいたい本当の奇妙な話

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だいたい本当の奇妙な話

ダイタイホントウノキミョウナハナシ

講談社文庫

私の名は進木独行。デビューから5年のホラー系の作家である。これまでに体験した奇妙な出来事を綴ってみた──異色ホラー短編集!

私の名は進木独行。五年以上前に文芸新人賞を受賞して作家デビューした。私の作品はホラー色が強いと言われる。不思議なもので、そのような作品を書いていると現実世界と作品世界がシンクロすることがある。奇妙な話を書く人には、奇妙な出来事が寄ってくるらしい。本書では、私自身がこれまで体験してきた奇妙な出来事を元にして、つらつらと話を綴っている。もちろん見聞きしたことも含まれる。──さて最初は「ざしきわらし」の話。まだ私が会社員だったころ、友人から宿の予約を譲られた。それは、ざしきわらしが棲むことで有名な岩手県二戸の宿のものだった……。


ⒸShunsuke Minesato

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書誌情報

紙版

発売日

2022年09月15日

ISBN

9784065292976

判型

A6

価格

定価:737円(本体670円)

ページ数

288ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2022年09月15日

JDCN

06A0000000000543795C

著者紹介

著: 嶺里 俊介(ミネサト シュンスケ)

1964年、東京都生まれ。学習院大学法学部法学科卒業。NTT(現NTT東日本)入社。退社後、執筆活動に入る。2015年、『星宿る虫』で第19回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、翌16年にデビュー。その他の著書に『走馬灯症候群』『地棲魚』『地霊都市 東京第24特別区』『霊能者たち』などがある。

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