
マイページに作品情報をお届け!
あなたへの挑戦状
アナタヘノチョウセンジョウ

☆☆この挑戦、ネタバレ厳禁☆☆
ミステリランキングを席巻した二人による
驚愕と論理に満ちた世界へようこそ。
阿津川辰海が描く「奇怪な城の密室殺人」
VS.
斜線堂有紀が描く「死体と眠る犯人」
ミステリ新世代の圧倒的才能が、いま衝突する。
―――
本書には、あなたへの挑戦状が含まれています。
『紅蓮館の殺人』『透明人間は密室に潜む』の阿津川辰海と
『楽園とは探偵の不在なり』『廃遊園地の殺人』の斜線堂有紀が
「あなたへの挑戦状」というテーマで小説を書いて競い合う!
加えて、競作過程を描いたネタバレ満載の「競作執筆日記」と「ミニ対談」を収録。
阿津川辰海「水槽城の殺人」
――巨大な水槽のある円柱型の建物「水槽城」で怪死事件が発生。犯行当時、水槽で現場は隔離されていた。
斜線堂有紀「ありふれた眠り」
――犯人は犯行後、死体の横で一晩眠っていた。才能あふれる妹を持つ凡人の兄は、とある秘密を妹に話せずにいた。
ⒸTatsumi Atsukawa/Yuki Shasendo
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2022年09月29日
ISBN
9784065293508
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
288ページ
電子版
発売日
2022年09月28日
JDCN
06A0000000000543789D
初出
「水槽城の殺人」「ありふれた眠り」…「メフィスト」2022 SUMMER特別号、「競作執筆日記」…書き下ろし。
著者紹介
1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」により『名探偵は嘘をつかない』(光文社)でデビュー。以後、『星詠師の記憶』(光文社)、『紅蓮館の殺人』(講談社タイガ)、『透明人間は密室に潜む』(光文社)を刊行し、それぞれがミステリランキングの上位を席巻。’20年代の若手最注目ミステリ作家。
上智大学卒。2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。『コールミー・バイ・ノーネーム』『恋に至る病』など次々と話題作を発表し、2020年『楽園とは探偵の不在なり』でミステリランキングに続々ランクイン。新世代の旗手とも言うべき若手最注目作家。