ごっこ

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ごっこ

ゴッコ

文芸(単行本)

こんなことに付き合ってあげられるのは、自分だけだと思っていた。
夫婦ごっこ、恋人ごっこ、友達ごっこ……。曖昧な関係に振り回される女たちの、不器用すぎる恋。
野間文芸新人賞候補作『春、死なん』につづき、注目作家が「ままならない恋愛」を描く最新小説集。

・「ごっこ」
六つ年下の恋人の浮世離れした逃避行に付き合って、あてのないドライブを続けるわたし。そろそろ逃亡資金が底をついてきた。
・「見知らぬ人」
友人の結婚式に集う客たちの中に、夫の不倫相手が混じっているのではないか。あの女を探す那月が出会ったのは――。
・「はこのなか」
田舎町の中学で出会った奔放な女友達タクボに思いを寄せる戸川。今の願いは、結婚したタクボの隣室に住むこと。


ⒸMana Sakura

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書誌情報

紙版

発売日

2023年02月22日

ISBN

9784065304471

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

208ページ

電子版

発売日

2023年02月21日

JDCN

06A0000000000595234O

初出

「群像」|「ごっこ」…2022年8月号、「見知らぬ人」…2022年11月号、「はこのなか」…2021年12月号。

著者紹介

著: 紗倉 まな(サクラ マナ)

さくら・まな 1993年、千葉県生まれ。工業高等専門学校在学中の2012年にSODクリエイトの専属女優としてA Vデビュー。著書に小説『最 低。』『凹凸』『春、死なん』 、エッセイ集『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』『働くおっぱい』などがある。初めて書き下ろした小説『最低。』は瀬々敬久監督により映画化され、東京国際映画祭にノミネートされるなど話題となった。文芸誌「群像」に掲載された『春、死なん』は、20年度野間文芸新人賞候補作となり注目される。

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