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ゆうすげ村の紙すき屋さん
ユウスゲムラノカミスキヤサン
やさしさとかわいらしさあふれる幼年童話で、学校や図書館で大人気の茂市久美子が描く心温まるファンタジー。小3国語教科書(東京書籍)にも掲載され、子どもたちにも長く愛されつづけてきた『ゆうすげ村の小さな旅館』待望の続編です。
ゆうすげ村で紙すき屋をはじめたかえでさん。彼女がつくる紙をもとめて、いつもかわったお客さんがやってきます。
四季の移ろいの中まきおこる、心温まる6つのファンタジー!
「源兵衛山のフクロウ便」 かえでさんの家にまちがえて届けられた山菜のかご。まちがえた配達人は……?
「魔法の糸」 かえでさんが買ったハスの花の鉢。花が散った鉢の中に小さなオタマジャクシがかくれていて……。
「ねがい薬」 突然の風にまいこんできた大きな袋にすいこまれ、かえでさんが運ばれたところは?
「ウサギのポトフ」 かえでさんの家にやってきた女の子の注文は、紙でつくったランチョンマットでした。
「雪あかりのやどる紙」 その日、かえでさんが出会った3人の女の人。みんなこれから「山姥山」へいくそうです。
「カモシカ生花店」 桜の枝をかかえたその青年は、かえでさんに、桜の枝で染めた紙をすいてほしいとたのみます。
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書誌情報
紙版
発売日
2023年06月29日
ISBN
9784065319529
判型
A5
価格
定価:1,595円(本体1,450円)
ページ数
192ページ
シリーズ
わくわくライブラリー
電子版
発売日
2023年06月28日
JDCN
06A0000000000670329D
著者紹介
岩手県生まれ。『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、ひろすけ童話賞受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、『ゆうすげ村の小さな旅館』(東京書籍小3国語教科書にも掲載)、「魔女バジル」シリーズ(全5巻)、「おひさまや」シリーズ、『おいなり山のひみつ』『今日よりは 明日はきっと 良くなると 愛犬・太刀と暮らした16年』(以上、講談社)などがある。
愛媛県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。『おかあさんのストール』で“ニッサン童話と絵本のグランプリ”優秀賞を受賞し、以後、絵本やさし絵の仕事をつづけている。さし絵の仕事に「一年生」シリーズ(あまんきみこ・作)、「おとうとねずみ」シリーズ(森山京・作 以上、講談社)などがある。