ミステリースクール

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ミステリースクール

ミステリースクール

文芸(単行本)

MRC(メフィストリーダーズクラブ)の好評連載、「ミステリースクール」を1冊の本に! 古今東西、ミステリの名作を、「本格」「新本格」「翻訳」「古典」「現代/ライトノベル」「社会派」「特殊設定」「冒険」「警察小説」「恋愛」「SF」「短編」「一般文芸」のテーマに分類。1つもテーマごとに15作、合計195作を一挙紹介! 次に読みたい「謎」が必ず見つかる、前代未聞のミステリー大全!


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書誌情報

紙版

発売日

2023年10月09日

ISBN

9784065322314

判型

四六変型

価格

定価:3,850円(本体3,500円)

ページ数

544ページ

電子版

発売日

2023年10月06日

JDCN

06A0000000000671280O

初出

本書に収録されているのは、Mephisto Readers Club(MRC)の有料会員の方に(無料会員の方へ配信された回も一部あります)、2021年10月4日から2023年3月20日までLINEで配信された「ミステリースクール」に加筆修正したものです。

著者紹介

著: 円堂 都司昭(エンドウ トシアキ)

〈社会派〉講師 円堂都司昭(えんどう・としあき) 1963年、千葉県生まれ。文芸・音楽評論家。1999年「シングル・ルームとテーマパーク 綾辻行人『館』論」で第6回創元推理評論賞、2009年『「謎」の解像度』で第62回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第9回本格ミステリ大賞(評論・編集部門)を受賞。著書に『エンタメ小説進化論』(講談社)、『戦後サブカル年代記』(青土社)、『ディストピア・フィクション論』(作品社)、『意味も知らずにプログレを語るなかれ』(リットーミュージック)、共著に『バンド臨終図巻』(文春文庫)など。

著: 大森 望(オオモリ ノゾミ)

〈SF〉講師 大森 望(おおもり・のぞみ) 1961年、高知県生まれ。書評家、翻訳家、SFアンソロジスト。責任編集の『NOVA』全10巻(河出文庫)、共編の『年刊日本SF傑作選』で、第34回・第40回日本SF大賞特別賞。著書に『21世紀SF1000』全二巻(創元SF文庫)、『新編 SF翻訳講座』(河出文庫)、『50代からのアイドル入門』(本の雑誌社)、豊﨑由美との共著に『文学賞メッタ斬り!』シリーズ(ちくま文庫、他)、北上次郎との共著に『読むのが怖い!』シリーズ(ロッキング・オン)など。訳書にテッド・チャン『息吹』(早川書房)、劉慈欣『三体』(共訳、早川書房)ほか多数。「ゲンロン 大森望SF創作講座」主任講師。

著: 佳多山 大地(カタヤマ ダイチ)

〈本格〉講師 佳多山大地(かたやま・だいち) 1972年、大阪府生まれ。学習院大学文学部卒業。1994年、東京創元社主催の第一回創元推理評論賞に投じた「明智小五郎の黄昏」が佳作入選。以後、ミステリー評論家として各紙誌で本格ミステリーの批評・書評をメインに執筆活動を続けるほか、ミステリー系の賞の選考にも多く携わる。著書に『謎解き名作ミステリ講座』(講談社)、『トラベル・ミステリー聖地巡礼』(双葉文庫)、『新本格ミステリを識るための100冊』(星海社新書)など。

著: 栗俣 力也(クリマタ リキヤ)

〈現代/ライトノベル〉講師 栗俣力也(くりまた・りきや) カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社IPプロデユース所属。TSUTAYA文庫、コミック・アニメ企画プロデューサー。仕掛け番長と業界で呼ばれる企画人。「ダ・ヴィンチ」にて「TSUTAYAの仕掛け番長×ダ・ヴィンチが選ぶ今月のプラチナコミック」、Forbes JAPANにて「TSUTAYAカリスマ書店員が聞く「社長の偏愛マンガ」」など連載多数。著書に『たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に』(著者/佐藤青南、原案/栗俣力也、祥伝社文庫)などがある。

著: 末國 善己(スエクニ ヨシミ)

〈古典〉講師 末國善己(すえくに・よしみ) 1968年、広島県生まれ。明治大学卒、専修大学大学院博士後期課程満期退学。時代小説、探偵小説を中心に評論活動を行う。著書に『時代小説で読む日本史』(文藝春秋)、『夜の日本史』(幻冬舎文庫)、『読み出したら止まらない!時代小説マストリード100』(日経文芸文庫)、共著に『戦国の教科書』(講談社)、編著に〈周五郎少年文庫〉全六巻(新潮文庫)、『半鐘の怪 半七捕物帳ミステリ傑作選』(創元推理文庫)、『夫婦商売 時代小説アンソロジー』(角川文庫)、『端午のとうふ 江戸人情短編傑作選』(朝日文庫)などがある。

著: 杉江 松恋(スギエ マツコイ)

〈特殊設定〉講師 杉江松恋(すぎえ・まつこい) 1968年生まれ。慶應義塾大学卒。内外ミステリーの書評を中心に執筆活動を行う。著書に『路地裏の迷宮踏査』(東京創元社)、『読み出したら止まらない! 海外ミステリーマストリード100』(日経文芸文庫)、『ある日うっかりPTA』(角川書店)、『浪曲は蘇る』(原書房)、主な共著に『東海道でしょう!』(藤田香織との共著、幻冬舎文庫)、『桃月庵白酒と落語十三夜』(桃月庵白酒との共著、角川書店)、『絶滅危惧職、講談師を生きる』(神田伯山との共著、新潮社)、『100歳で現役! 女性曲師の波瀾万丈人生』(玉川祐子との共著、光文社)などがある。

著: 千街 晶之(センガイ アキユキ)

〈新本格〉講師 千街晶之(せんがい・あきゆき) 1970年、北海道生まれ。1995年、「終わらない伝言ゲーム」で第2回創元推理評論賞を受賞してデビュー。2004年、『水面の星座 水底の宝石』(光文社)で第四回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)および第57回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。著書に『幻視者のリアル』『原作と映像の交叉光線(ルビ:クロスライト)』(ともに東京創元社)など。共著に『21世紀本格ミステリ映像大全』(原書房)など。

著: 瀧井 朝世(タキイ アサヨ)

〈一般文芸〉講師 瀧井朝世(たきい・あさよ) ライター。作家インタビューや書評を多く手掛けている。2009~2013年にTBS系「王様のブランチ」ブックコーナーに出演。現在は同コーナーのブレーンを務める。著書に『偏愛読書トライアングル』(新潮社)、『あの人とあの本の話』(小学館)、『ほんのよもやま話~作家対談集~』(文藝春秋)。岩崎書店〈恋の絵本〉シリーズ全5巻監修。

著: 政宗 九(マサムネ キュウ)

〈短編〉講師 政宗 九(まさむね・きゅう) 本業は地方都市で働く書店員。1990年代後半よりネット上にて政宗九名義でミステリ系ブログの運営やコラムなどを執筆するミステリレビュアーとして活動。本名の三島政幸名義でも貫井徳郎『ドミノ倒し』、太田忠司『遺品博物館』(以上、創元推理文庫)、我孫子武丸『さよならのためだけに』(徳間文庫)、東川篤哉『放課後はミステリーとともに』(実業之日本社文庫)などの文庫解説を担当している。

著: 村上 貴史(ムラカミ タカシ)

〈翻訳〉講師 村上貴史(むらかみ・たかし) 1964年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒。単著に『ミステリアス・ジャム・セッション』(早川書房)、編著に『名探偵ベスト101』(新書館)、『葛藤する刑事たち』(朝日文庫)、『刑事という生き方』(朝日文庫)、共著に『ミステリ・ベスト201』(新書館)、『日本ミステリー事典』(新潮社)等、その他、文庫解説多数。「ミステリマガジン」に作家インタヴュー「迷宮解体新書」、「小説新潮」に書評「本の森」を連載中。

著: 吉田 伸子(ヨシダ ノブコ)

〈恋愛〉講師 吉田伸子(よしだ・のぶこ) 青森市生まれ。法政大学文学部哲学科卒業(専攻はサルトルで、矢内原伊作ゼミに所属)。卒業後は編集プロダクション勤務を経た後、学生時代から「助っ人」として出入りしていた本の雑誌社に入社。「本の雑誌」の編集者として一一年間勤務。出産を機に退職後、フリーライターとして書評の仕事を中心に活動を始める。恋愛小説、青春小説、家族小説、女性作家の作品が主な守備範囲。

著: 吉野 仁(ヨシノ ジン)

〈冒険〉講師 吉野 仁(よしの・じん) 1958年、東京都生まれ。ミステリ書評家。国内外のミステリを中心に雑誌・新聞などで書評を担当するほか、文庫解説などを多数執筆。近年はとくに海外ミステリの文庫解説が多い。共著として『海外ミステリー事典』(新潮社)、『書評七福神が選ぶ、絶対読み逃せない翻訳ミステリベスト2011ー2020』(書肆侃侃房)などがある。

著: 若林 踏(ワカバヤシ フミ)

〈警察小説〉講師 若林 踏(わかばやし・ふみ) ミステリ書評家。「ミステリマガジン」「週刊新潮」「小説現代」などに書評を連載するほか、ミステリ小説の文庫解説などを執筆。著書に『新世代ミステリ作家探訪』(光文社)がある。杉江松恋との国内ミステリ書評番組「ミステリちゃん」をYouTubeで配信中。ユーザー参加型の文学賞である「みんなのつぶやき文学賞」発起人代表。

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