中学校の授業でネット中傷を考えた 指先ひとつで加害者にならないために

マイページに作品情報をお届け!

電子あり

中学校の授業でネット中傷を考えた 指先ひとつで加害者にならないために

チュウガッコウノジュギョウデネットチュウショウヲカンガエタユビサキヒトツデカガイシャニナラナイタメニ

指先をほんの少し動かしただけで、瞬時にして人を傷つけ、ときにはその激しい言葉が人の命まで奪ってしまうネット上の誹謗中傷。テクノロジーが発達した現代の新たな問題にとりくんだのは、全国でもトップの東大進学率を誇る開成中学の神田邦彦教諭(国語担当)だった。神田先生の特別授業を追った白熱の記録が、一冊にまとまった!

ネット上の誹謗中傷はなぜ起こるのか?
どうしたらなくせるのか?
現代社会に忽然と姿を現し、いまだ解決の糸口さえつかめていないこの大きな課題に対して、開成中学の生徒たちは、神田先生とともに真剣に考え、議論を戦わせた――。
その迫真の授業を再現するとともに、新聞記者である著者と、授業に参加した生徒たちとの対話、授業をふまえて生徒たちがまとめたレポートもあわせて掲載し、この問題へのさまざまなアプローチを紹介していく。
巻末には、リアリティ番組『テラスハウス』に出演した際の言動がネット上で批判の的となり、自ら命を絶ったプロレスラー・木村花さんの母・響子さんが千葉県の小学校で行った特別授業の全容も掲載する。


Ⓒ宇田川はるか

  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2023年07月20日

ISBN

9784065322437

判型

四六

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

192ページ

電子版

発売日

2023年07月19日

JDCN

06A0000000000683675C

著者紹介

著: 宇多川 はるか(ウダガワ ハルカ)

1984年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。2007年、毎日新聞社入社。仙台、横浜支局、デジタル報道センターなどを経て、23年5月よりくらし科学環境部。主に子ども・福祉・ジェンダーの分野を継続取材。共著に『SNS暴力 なぜ人は匿名の刃をふるうのか』(毎日新聞出版)など。

オンライン書店一覧

ネット書店一覧

電子版取扱い書店一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT