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去年の今日
キョネンノキョウ
- 著: 長島 有里枝

誰かのために ここにいる。
かけがえのない存在がいなくなってからの日々。
互いに思いやりながらの関係と優しい距離。悲しみに寄り添うこと。
『背中の記憶』から14年ぶりの小説、連作小説集。
【収録作品】
翌日
フィービーちゃんと僕
灯台と羽虫
チャイとミルク
去年の今日
ⒸYurie Nagashima
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書誌情報
紙版
発売日
2023年08月24日
ISBN
9784065327425
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
160ページ
電子版
発売日
2023年08月23日
JDCN
06A0000000000683687H
初出
「群像」|「翌日」…2022年2月号、「フィービーちゃんと僕」…2022年6月号、「灯台と羽虫」…2022年9月号、「チャイとミルク」…2022年10月号、「去年の今日」…2022年11月号。
著者紹介
1973年東京生まれ。1993年、現代美術の公募展での受賞を経てデビュー。1995年、武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。1999年、カリフォルニア芸術大学MFA取得。2015年、武蔵大学人文科学研究科社会学専攻博士前期課程修了。2001年、写真集『PASTIME PARADISE』で第26回木村伊兵衛写真賞受賞。2010年、短編集『背中の記憶』で第23回三島由紀夫賞候補、第26回講談社エッセイ賞受賞。2020年、第36回写真の町東川賞国内作家賞受賞。2022年、『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ』で日本写真協会賞学芸賞受賞。日常の違和感を手がかりに、他者や自分との関係性を掘り下げる作品を制作しつづけている。著書に『Self-Portraits』『テント日記/「縫うこと、着ること、語ること。」日記』『こんな大人になりました』など。